法人向けのカーリースは、利用料をそのまま経費として計上できるなど多くのメリットがあることから、たくさんの企業が利用しています。
とはいえ、初めて利用する場合、購入するより本当にお得なのか、社用車として使用する上で不便なことはないのかなど、気になる点も多いでしょう。
そこで、法人向けカーリースを利用するメリットやデメリットを、車の専門家である若林由晃さんに解説していただきながらご紹介します。
また、おすすめの法人カーリース5社や、個人事業主の方が法人向けカーリースを利用する場合に知っておきたい、個人向けカーリースとの違いについても見ていきましょう。
- 法人向けカーリースでは社用車を購入するときのような初期費用の負担がない
- 法人のカーリース利用には10個のメリットがある
- 法人のカーリース選びでは取扱車種やプラン、料金体系などをしっかり確認する
法人にはカーリースと購入のどちらがいい?
法人で社用車を用意するには、カーリース以外に、現金一括やカーローンを利用しての購入という方法もあります。少しでも経費を抑えて用意するにはどの方法がいいのか、それぞれの違いと併せて見ていきましょう。
〈カーリースと購入の比較表〉
カーリース | 現金一括 | カーローン | ||
---|---|---|---|---|
経理処理 | 全額を利用料として 経費に計上 | 減価償却 | 減価償却とあわせて 毎月の返済額の中から利息相当分のみを計上 |
|
月々の料金/支払総と返済額 | 乗り始め | 月額料金のみ | 車両本体価格 登録諸費用 | カーローンの初回返済額 登録諸費用 |
維持 | 月額料金 維持費 ※メンテナンスプラン加入時は大半が定額になる | 税金などの諸費用 維持費 | 税金などの諸費用 維持費 分割払いによる利息負担額 |
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車の所有権 | カーリース会社 ※買取りやもらえるプランなら契約満了後に所有権が利用者に移る | 購入者 | ローン契約期間:ローン会社 ローン完済後:契約者 |
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資産価値 | なし ※買取りやもらえるプランならあり | あり | あり ※残価設定ローンを利用して下取りに出した場合はなし |
経理処理の違い
法人で車を一括購入した場合、規定の耐用年数をかけて減価償却していくことになり、経理上の処理は複雑なものになります。
カーローンを利用した場合は減価償却と併せて、毎月の返済額から経費の対象となる利息相当分と、経費の対象外である元金とを仕訳して勘定しなければなりません。
一方で、カーリースの場合は毎月の料金を経費として計上するだけなので、経理処理の手間を省くことが可能です。
経理処理がシンプルになることで、経理担当者の作業量も減ります。その結果、人的コストの削減につながるでしょう。
月々の料金・支払額と返済額の違い
乗り始め
車を現金一括で購入する場合は、車両本体価格全額と登録諸費用が必要になるため、購入時の負担が重くなります。
カーローンを利用すれば一括購入による資金ショートのリスクを避けられますが、登録諸費用や頭金など、ある程度のまとまった出費は避けられません。
一方、カーリースは各種税金などが月額料金に含まれているので、月額料金のみで車の利用を開始できます。登録諸費用や頭金といったまとまった費用負担がないことで、車の導入コストを大幅に抑えられるでしょう。
カーリース独自の残価設定も注目したいポイントです。残価とは、契約満了時の車の下取り想定価格のことで、カーリースでは契約時にあらかじめ残価を設定し、車両本体価格から差し引いた上で月額料金を算出します。そのため、購入するよりも負担する車両本体価格が安くなる点もメリットです。
維持
現金一括で車を購入した場合、毎年の自動車税(種別割)のほか、車検費用やメンテナンス費用、燃料費などがその都度かかります。また、カーローンを利用した場合は、さらに月々の返済があり、そこには利息負担も発生することになります。
その点、カーリースは月額料金に含まれる費用の負担がありません。さまざまな維持費があらかじめ月額料金に含まれているため、資金計画が立てやすくなります。
メンテナンスプランをつければ、車検費用や消耗部品の交換といったメンテナンス費用も定額にすることが可能です。これにより車にかかる維持費の大半を一本化できるため、都度支払うのは燃料費や駐車場代といった限られた費用のみになるでしょう。
所有権の違い
車を一括購入する場合は、購入した時点で購入者が所有権を得られます。カーローンを利用した場合でも購入者が所有権を得られるケースはありますが、多くは「所有権留保」といって、ローン会社や信販会社が所有者となります。なお、返済が終了すると所有権は契約者に移ります。
カーリースの場合は、基本的には契約満了後に車を返却するため、所有権はカーリース会社が保持したままになります。
ただし、契約満了時に買取りを選んだ場合や、もらえるプランを利用した場合は、契約満了後に所有権が利用者に移ります。
所有権がカーリース会社にあっても、購入した場合と同様に自由に車を使うことが可能です。そのため、すぐに売却することを考えていないのであれば、所有権がないことが原因で不便に感じてしまうような場面はほとんどないでしょう。
資産価値の違い
現金一括やカーローンで購入した車は、購入した企業の資産として手放すまで手元に残ります。
なお、残価設定ローンを利用して最終回の返済で下取りに出した場合は車がなくなります。車を手元に残すには残価精算を行わなければならないので、ある程度まとまった費用が必要です。
カーリースは、返却を基本とするため、買い取ったりもらったりした場合のみ車を資産として残すことができます。
カーリースで用意される車は購入した場合と同じディーラーの新車なので、リース車だからといって車の価値が変わるようなことはありません。
法人カーリース10のメリット
法人がカーリースを利用することには、さまざまなメリットがあります。法人カーリースの代表的なメリット10個を詳しく見ていきましょう。
メリット1:頭金や登録諸費用の負担がない
メリット2:資金計画が立てやすい
メリット3:月額料金をそのまま経費として計上できる
メリット4:経費処理が楽になる
メリット5:節税効果が期待できる
メリット6:メンテナンス費用も定額にできる
メリット7:インターネット上で簡単に手続きができる
メリット8:希望ナンバーを取得できる
メリット9:充実のサポートで車に詳しくなくても安心
メリット10:乗り換えも手間と費用を抑えて簡単にできる
メリット1:頭金や登録諸費用の負担がない
社用車として車を購入する場合、車両本体代金のほかに、自動車税(種別割)や環境性能割などの税金、自賠責保険料、登録諸費用や納車費用など、さまざまな費用が発生します。これらの費用は車両本体価格の1~2割程度になるため、事業資金を圧迫しかねません。
また、カーローンを利用する場合には、上記に加えて車両本体価格の2~3割ほどの頭金が必要になることもあります。
カーリースでは、このような費用も月額料金に含まれているため、頭金をはじめとする初期費用を用意する必要がない点がメリットです。
社用車は複数台用意するのが一般的なので、購入するとなると初期費用だけでもかなり高額になるでしょう。その点、カーリースであれば初期費用が不要なので、導入時のコストを大幅に削減できます。
メリット2:資金計画が立てやすい
車の維持に必要な費用は多岐にわたり、また、金額も支払いのタイミングもさまざまです。故障や事故による修理費など思わぬ出費も起こりえるだけに、車関連費用は資金計画が立てにくい項目のひとつといえるでしょう。
カーリースの場合は毎月定額なので、事業資金の計画が立てやすくなる上、予定外の出費の心配も抑えやすくなります。
軽自動車など比較的安価な車を購入したとしても、さまざまな維持費が発生し、結果的に大きな支出となってしまうケースもよくあります。定額制のカーリースを活用することで、このような問題を回避できるでしょう。
メリット3:月額料金をそのまま経費として計上できる
出典:はじめての開業ガイド「車関係で経費にできる支払いと知っておきたい減価償却と家事按分」
事業用として車を購入した場合、新車では普通車で6年、軽自動車で4年など、車の購入費用を減価償却して計上することが 財務省令により定められています。
つまり、車の購入時に高額な金額を支払ったとしても、全額をその年度の経費として計上することはできないのです。
その点、カーリースは定額の利用料を支払うことで車を利用できるサービスのため、事業用として使用している場合は毎月の料金を全額経費として計上できます。
カーリースは月額料金をそのまま経費にできるため、手間のかかる減価償却の計算も必要ありません。これは、カーリースを活用して社用車を準備されている多くの事業者の方が喜ばれることのひとつです。
メリット4:経費処理が楽になる
車の維持管理で発生する費用を経費として扱う場合、自動車税(種別割)や自賠責保険料、車検点検費用、メンテナンス費用などといった細かな支払いはすべて、その都度科目を分けて経費処理をしなければなりません。
カーリースならこれらの費用があらかじめ含まれた月額料金の支払いとなるため、毎月一定の経費処理で済ませられます。そのため、煩雑な経費処理が格段に楽になるでしょう。
このような経理処理に慣れていない方の場合、購入した社用車の経理処理は特に負担になってしまいがちです。カーリースであれば、事業で使用しているリース車にかかる料金をそのまま経費にできるので、初めて社用車を導入する場合も心配ありません。
メリット5:節税効果が期待できる
カーローンを組んで車を購入した場合、経費にできるのはローンの支払利息のみで、元金は借入金や未払い金として処理をしなければならず、毎月の返済額すべてを経費として計上することはできません。そのため、キャッシュフローに対して期待した節税効果が得られない可能性があります。
その点、カーリースは月額料金をその月に全額経費計上できるため、節税効果が期待できます。カーリースの月額料金にはさまざまな維持費が含まれていることで、経費の計上漏れがなくなるといった面でも節税につながりやすいでしょう。
カーリースで利用する車は固定資産にならないため、課税対象外となります。そのため、法人として税金を納める必要もありません。
メリット6:メンテナンス費用も定額にできる
従業員やお客様の安全を守るためにも、社用車の定期的な点検やメンテナンスは欠かせません。とはいえ、そのたびにまとまった出費が必要で、複数台を所有している場合には大きな負担となるでしょう。また、1台ごとに車検や法定点検などのスケジュール管理も必要となります。
その点、カーリースでメンテナンスプランをつければ、法定点検やメンテナンスにかかる費用も定額になり、予算や資金計画が立てやすくなります。費用を気にせずにメンテナンスが受けられて、車を良好な状態で維持できるでしょう。
カーリースでは、車検時期の案内が届いたり、指定の整備工場が用意されていたりといったサポートも受けられます。そのため、利用台数が多い場合でも管理の手間を省けるでしょう。
メリット7:インターネット上で簡単に手続きができる
カーリースでは、車選びから契約まで、すべての工程がオンラインや郵送で完結します。また、納車時は会社の駐車場など指定の場所まで届けてくれるケースも多く、購入するときのように何度も窓口へ出向いたり、担当者に訪問してもらって打ち合わせたりする手間や時間を大幅に削減できるでしょう。
カーリースでは、疑問や困りごとなども電話やメールで気軽に相談することができます。このような相談窓口を活用すれば自身で何かを調べたりする必要もないため、効率的に社用車の導入を進められるでしょう。
メリット8:希望ナンバーを取得できる
カーリースでは「わ」や「れ」ナンバーではない通常のナンバーの利用が可能です。購入車と同様に希望ナンバーを取得できるため、複数台を連番にしたり、管理しやすいナンバーを割りあてたりすることもできます。
社用車がリースであることが外部からはわからないため、企業の信頼性を損ねる心配もないでしょう。
メリット9:充実のサポートで車に詳しくなくても安心
車検などの定期点検をはじめ、日々の疑問やちょっとしたトラブルも気軽に相談できるサポート体制が充実している点も、カーリースのメリットです。担当者が車に詳しくなくても、安心して社用車を管理できるでしょう。
カーリースでは、契約内容やオプションについてはもちろん、契約前の車選びなども無料で相談できます。社用車としてどういう車が最適なのか悩んだ場合は、積極的に相談してみましょう。
メリット10:乗り換えも手間と費用を抑えて簡単にできる
カーリースは期間を決めて利用するしくみから、契約満了時は車を返却するだけで終了します。購入した車では一般的な、買取り業者を探したり、廃車の手続きを行ったりする手間が省けます。
また、初期費用がかからず、月額料金だけで乗り始められることから、少ない負担で新しい車に乗り換えられる点もカーリースだからこそのメリットといえるでしょう。
あらかじめ契約期間を決めて利用することは、事業計画に合わせてその都度必要な車種に乗り換えられたり、常に最新モデルの新車を用意して企業の印象や顧客の満足度を高めたりできるというメリットもあります。
法人カーリース4つのデメリット
法人のカーリース利用には多くのメリットがありますが、車の利用方法にいくつか制約が設けられていることから、業種や社用車の使用状況によってはデメリットになる場合があります。
法人カーリースの利用を検討する際は、メリットとデメリットの両方を確認して自社に向いているかを見極めることが大切です。ここではカーリースのデメリット4つについて詳しく見ていきましょう。
デメリット1:走行距離やカスタマイズが制限される
デメリット2:契約途中で解約すると違約金が発生する可能性がある
デメリット3:返却時に原状回復が必要
デメリット4:購入に比べて総額が高くなる場合がある
デメリット1:走行距離やカスタマイズが制限される
多くのカーリースでは、契約満了時の車の価値を担保するために、ひと月の走行距離に制限が設けられています。また、元に戻せないほどのカスタマイズも禁止されているのが一般的です。
走行距離制限をオーバーするなど車の価値を大幅に損ねてしまった場合は、返却時に追加料金を請求される場合があります。
なお、走行距離制限はカーリース会社によって異なり、一般的にはひと月500~2,000kmほどとなっています。社用車の利用頻度などからひと月に必要な走行距離をあらかじめ確認し、ゆとりのある距離で設定できるカーリース会社を選べば超過のリスクを下げられます。
カスタマイズも元に戻せる程度であれば問題ありません。カーリース会社によってはあらかじめ会社名のステッカーを貼ってくれるなど、社用車としての利用に適したサービスを提供しているところもあるので、各社のサービス内容を比較するとともに、カスタマイズの許容範囲か悩んだ場合などは相談してみるといいでしょう。
デメリット2:契約途中で解約すると違約金が発生する可能性がある
カーリースは総額を契約月数で割って月額料金を算出しているため、原則として契約期間途中でのプラン変更や解約が認められていません。やむをえない理由で中途解約する場合は、違約金が発生する可能性があります。
カーリース会社によっては、1年単位など契約年数が柔軟に設定できるところもあります。事業計画をしっかりと策定し、希望に合う契約期間を選べるカーリースを選ぶと中途解約のリスクを抑えられるでしょう。
デメリット3:返却時に原状回復が必要
契約満了時に車を返却する際は、契約開始時の状態に戻す「原状回復」が必要です。後付けした機器などを取り外すほか、規定を超えたサイズの傷やへこみなども修復する必要があります。
原状回復にかかる費用は基本的に契約者負担となり、車の状態によっては高額な費用が必要になる可能性もあります。
通常の利用でつく微細な傷などは原状回復の対象にならないので、そのまま返却できます。車の利用状況から原状回復費用に不安がある場合は、任意保険でカバーできる補償をつけておくと安心です。
デメリット4:購入に比べて総額が高くなる場合がある
カーリースの月額料金には、契約年数分の各種税金や車検費用などが含まれています。そのため、車両本体価格だけを分割するカーローンの返済額に比べると月々の負担は大きくなります。また、車種や契約内容によっては、購入した場合よりも総額が若干高くなる場合もあります。
ただし、購入する場合は各種税金や車検費用などを別途支払う必要がある上、購入時にはまとまった費用が必要になるため、双方のメリット・デメリットを踏まえて最適な方法を選択するのがいいでしょう。
法人カーリース選びのポイント
趣味などによって車を決められる個人向けカーリースと違い、法人がカーリースを選ぶ際には、事業に適した利用ができるカーリース会社を見極めることが大切です。ここでは、法人カーリースの選び方のポイントを解説します。
車種や契約年数などが事業に合うかしっかり確認する
事業車は用途に適した車種を選ぶことが大切です。カーリース会社によっては選べる車種が限られることもあるため、目的に合った車種を取り扱っているか事前に確認しましょう。
なお、車種やグレードのほか、新車と中古車の両方から選べるなど、選択肢が幅広いカーリースだと希望にマッチする車を見つけやすいでしょう。
また、契約年数についても使い方に応じて柔軟に選べるカーリース会社がおすすめです。例えば事業が軌道に乗るまでは短い年数で様子を見たい、資金繰りが不安なので長期契約で月額料金を抑えたい、必要度に応じて柔軟に乗り換えたいなど、希望に合わせて契約年数を選べれば、無駄なコストの削減にもつながるでしょう。
営業や運送などで毎日長距離を走行する場合は、走行距離制限にも注意して選びましょう。最初から走行距離制限をなしにできるカーリース会社を選んでおくのも安心です。
サポート体制をチェックする
契約後の車のメンテナンスや車検を任せられるのもカーリースの強みです。地方に営業所がある場合などは、どこのエリアでも対応できるよう全国展開しており、依頼できる業者も多いカーリースを選ぶことをおすすめします。
車を長く利用する中でトラブルが発生することもあるでしょう。困ったときの相談窓口を設けているカーリースなら、突然のトラブルにも素早く対処でき安心です。
料金体系と含まれる費用項目を比較する
月額料金に含まれる項目は、カーリース会社によって異なります。また、頭金やボーナス払い、残価精算の有無などによっても負担は変わってくるため、月額料金以外に必要な費用も考慮して費用を検討しましょう。
できるだけ負担を抑えて社用車を利用したいなら、月額料金に含まれる項目が多く、残価精算もないなど、別途の支払いが発生するリスクの低いカーリース会社を選ぶといいでしょう。
メンテナンス費用も定額にできるプランがあるかに加え、必要なメンテナンスがカバーされているかといった点も併せて確認しておきましょう。
法人向けプランのあるカーリース5社を比較
法人がカーリースのメリットを十分に活かしながら事業貢献度の高い利用をするためには、カーリース会社選びが重要になってきます。前項のポイントを押さえながら、特徴の異なる法人カーリース5社を比較してみましょう。
〈法人カーリース5社一覧表〉
定額カルモくん | スマイルカーリース | idemitsu「オートフラットBiz」 | 箱バン.com | 日産カーリース | |
---|---|---|---|---|---|
取扱車種 (新車) | 国産メーカーの全車種・全グレード | 国内外の全メーカー | 国産全車種 | 商用バン | 日産全車種・全グレード |
中古車の取扱い | あり | なし | なし | なし | なし |
契約期間 | 3~9年 | 3~7年 | 3~7年 | 4、5、7年 | 1~8年 |
月間走行距離制限 | 500km~2,500kmのあいだで選択可 | 500km~2,500km以上で選択可 | 500km~2,500kmのあいだで選択可 | なし | 1,000km~ |
その他のサービス | ・社名やロゴ入りステッカー貼りができる ・乗り換え時に所有車を適正価格で買い取ってくれる | ・福祉・介護車両の取り扱いもある ・リースバックで所有車をリース車にできる | ・ガソリン代の割引き、カタログギフト、商品券から選べる特典がある ・頭金やボーナス払いの有無が選べる | ・黒ナンバーの取得が可能 ・ウェブからの申込みで月額料金を最大10%割引き | ・契約車両を一括管理できる独自システムがある ・オプションで自動車保険(任意保険)も月額料金に含められる |
※2022年3月時点の情報
※各社の情報は公式サイトを参照しています
おトクにマイカー 定額カルモくん
「おトクにマイカー 定額カルモくん」 は、個人向けと法人向けの両方を取り扱っているカーリースです。
定額カルモくんの法人カーリースでは、リース開始時にこれまで乗っていた所有車を適正価格で買い取ってくれるので、乗り換えでの利用にもおすすめです。
プランは月額料金に利用開始時の諸費用だけが含まれる「ファイナンスリース」と、全期間の税金やメンテナンス費用を込みにできる「メンテナンスリース」から選べるほか、中古車からの選択も可能になっており、予算や納車期間などの希望に合わせた利用がしやすいでしょう。
なお、メンテナンスリースを利用した場合は、全国9,000店以上の提携整備工場から好きなところを選べます。
ほかにも、社名やロゴなどのステッカー処理を依頼できたり、希望ナンバー制を利用できたり、納車時は指定の場所まで届けてもらえたりと、効率的に理想の社用車を用意できるサービスも充実しています。
マイカーコンシェルジュによる無料相談は契約前でも利用できるので、気になることやプランの相談など、気軽に問い合わせてみましょう。
定額カルモくん利用者の口コミはこちら
スマイルカーリース
法人専用のリースサービスを提供する「スマイルカーリース」では、国内外の全メーカーを取り扱っています。人気車種はもちろん、福祉・介護車両も豊富なラインナップとなっており、介護系の事業者にもおすすめです。
また、現在所有している社用車を帳簿上の残価で買い取り、リース車両として提供する「リースバック」にも対応しているため、資金調達の必要がある場合に心強い存在となるでしょう。
idemitsu「オートフラットBiz」
石油会社の出光興産が提供する「オートフラットBiz」は、全国1,200か所以上のサービスステーションで相談できるので、近くに出光のサービスステーションがある企業には利便性の高い法人カーリースといえるでしょう。
メンテナスプランは項目を限定した「マイメンテプラン」と手厚くサポートされる「フルメンテプラン」から選べるほか、頭金やボーナス加算の有無も選択できます。
なお、契約場所やプランに応じて、ガソリン代の割引きや商品券のプレゼントといった特典が受けられます。
箱バン.com
箱型の商用車専門のカーリースである「箱バン.com」は、取り扱う車種やグレード、オプションを厳選することで、低価格での提供を可能にしています。
さらにウェブからの申込みだと月額料金が最大10%割り引かれるため、希望の車種がある場合にはお得に利用できる可能性があります。
貨物軽自動車運送の届出や黒ナンバーの取得代行も無料で行っているほか、契約満了時に1~2年の再リースにも対応しています。
日産カーリース
自動車メーカーである日産が提供する「日産カーリース」では、日産の全車種が対象となっており、近年ニーズが高まっているEVの利用も可能です。
全国4,600か所のサービス工場でメンテナンスを受けられるほか、安全運転講習や自己分析などのリスクマネジメントが受けられたり、契約しているすべてのリース車両をインターネット上で一元管理できるシステムがあったりと、車を利用するスタッフや利用台数が多い場合にも便利なサービスが充実しています。
数ある法人カーリースの中でも、定額カルモくんは良心的な価格と充実のサポートで多くの企業に選ばれています。車種やプランはもちろん、カーリースが自社に向いているかどうかの相談も可能。まずはこちらから気軽に問い合わせてみましょう。
法人向けプランのあるカーリース定額カルモくんの口コミ
法人向けカーリースを選ぶ際は、実際に利用している方の声が非常に参考になります。ここでは、法人向けプランもある定額カルモくんを利用している方のリアルな声を見ていきましょう。
よく聞かれるので!
定額カルモくんで契約しました〜
月額費用一定なのでとてもありがたいです“〇| ̄|_#定額カルモくん pic.twitter.com/DBujEJJzi9— Daiju(寺西 大樹)//Karten (@otonasi5) January 24, 2022
社用車を維持し続けるためには、各種税金や自賠責保険料などさまざまな費用を支払う必要がありますが、定額カルモくんであれば、これらの費用もまとめて定額にできるため、会社の資金計画も簡単に立てられるようになります。
@carmomycar #定額カルモくん
4月16日に定額カルモくんで契約した車が届きました(◍•ᴗ•◍)本体や車検、オイル交換などメンテナスコミで月々25000円♪新型ハスラーめっちゃ良い♪ pic.twitter.com/WFYhQzeV8a— tomo *tomo* (@tomotom98165208) May 25, 2021
社用車もマイカー同様に2年に1回車検に出す必要があります。車の状態によっては、車検費用だけで10万円以上になってしまうケースもあり、事業資金を圧迫してしまいがちです。
その点、定額カルモくんなら車検費用もコミコミの月額料金で利用できるため、大きな出費を伴うことなく、常に一定の金額で社用車を維持できます。
定額カルモくんで契約したクルマが5月末に納車されました♪
月々のリース料金に車検や整備代、税金も全て込み込みなので、クルマに掛かるコストが平均化出来て家計にも安心便利なのです!#定額カルモくん #スペーシアギア #スズキ pic.twitter.com/FU9G0kgfdM— Me Rock (@mz369hs) June 16, 2021
従業員やお客様の安全を守るために、定期的な整備は欠かせません。定額カルモくんであれば、メンテナンスプランに加入することで、整備代も定額にすることができます。
個人事業主でも法人向けカーリースを利用できる?
法人向けのカーリースは、個人事業主の方でも利用可能です。ただし、申し込み内容によっては個人向けカーリースを利用することになるケースもあります。詳しく確認していきましょう。
個人事業主の方は口座名義で種別が変わる
個人事業主の方が法人向けのカーリースを利用するためには、リース料金の引き落とし口座が法人名義になっている必要があります。一方で、引き落とし口座が個人名義になっている場合は、個人向けのカーリースを利用することになります。
法人向けカーリースと個人向けカーリースでは、審査項目が異なるため注意しましょう。なお、個人向けのカーリースを利用することになった場合でも、リース料を経費として計上することは可能です。
法人向けカーリースと個人向けカーリースの審査項目の違いはこちら
個人事業主の方がカーリースで乗れる車種例
個人事業主の方がカーリースで乗れる車種には、以下のようなものがあります。なお、法人向けカーリースと個人向けカーリースのどちらでも利用可能です。
ホンダ「フィット」
ホンダ「フィット」は、広い室内空間と高い機能性で営業回りなどにもピッタリの1台です。コンパクトなボディサイズで小回りが利きやすいため、あまり運転に慣れていない社員の方でも、運転しやすいでしょう。
また、全車に先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダセンシング)」が標準装備されている点も魅力で、さまざまなシーンで安全運転をサポートしてくれます。
ダイハツ「ハイゼット トラック」
ダイハツ「ハイゼット トラック」は、2010年から2020年にかけて11年連続販売台数日本一を誇る、軽トラの大人気モデルです。
走破性と安定感、燃費性能を追求したパワフルな走りが魅力で、日々の仕事を頼もしくサポートしてくれます。
また、高い防錆性能に加えて、広々とした使い勝手の良い荷台も人気で、荷台には積載力を高める20個以上のフックが装備されています。
法人カーリースは各社を比較してぴったりのところを選ぼう
法人カーリースは初期費用不要で社用車を用意できる上、維持費も定額になることで資金面での負担を大きく軽減できます。また、複雑な経理処理も格段に楽になり、節税効果が期待できるだけでなく、対応する従業員のコストやリソースも抑えることができます。
法人向けカーリースはそのメリットから需要も多く、さまざまなサービスが展開されていますが、各社でサービス内容は異なるため、自社の利用に向いているか事前にしっかりと比較検討することが大切です。
カーリースが初めてという企業や、最適なプランを知りたいという経営者の方は、契約前から無料で相談できる定額カルモくんに問い合わせてみましょう。
法人カーリースでコストを抑える方法を相談したい方はこちらから
よくある質問
Q1:法人の社用車をカーリースにするメリットは?
A:毎月定額の利用料をそのまま経費として計上できます。また、初期費用不要で乗り始められたり、定額制で税金や車検費用などまとまった出費の心配がなくなったりと、資金計画も立てやすくなります。
Q2:法人向けカーリースのデメリットは?
A:走行距離やカスタマイズなど利用に制限がある点と、契約期間途中での解約が難しい点が挙げられます。ただし、利用状況に合ったプランを選んだり、事業計画に則って契約期間を決めたりすれば、デメリットをカバーできます。
Q3:法人向けカーリースと一括購入はどちらがいい?
A:総額で見ると一括購入のほうが安くなりますが、購入時にまとまった資金が必要になるため、負担を抑えて社用車を用意したいなら法人カーリースがおすすめです。特に複数台の購入を予定している場合では、法人カーリースのほうがイニシャルコストを大幅に抑えられます。
※この記事の情報は2022年3月時点の情報で制作しています