車の買い替えは、車を所有していればいつかは行わなければなりません。しかし車の買い替えには費用がかかるため、ベストなタイミングかどうか悩むことは多いでしょう。
少しでもお得に買い替えるために、買い替えにおすすめの時期や買い替えることのメリット・デメリットなどを解説します。
- 車の買い替えで悩んだらタイミングを見極めることが大切
- 車の買い替えには税金や車検の出費を回避できるといったメリットがある
- 車の買い替え費用に悩むなら、初期費用のかからない方法もある
初期費用なしで新車に乗り換える方法があります。詳しくはこちら
車を買い替えるべきか悩んだときのための、見極めのコツ
車の買い替えで悩むのは、やはり買い替えのタイミングではないでしょうか。一般的には使用年数や走行距離から判断することが多いですが、ほかにも買い替えを検討するタイミングはあり、一人ひとりで異なります。車の買い替えを意識する要素とともに、買い替え時を見極めるコツを解説します。
〈車を買い替えるタイミング〉
新車購入から5年経ったとき 「そろそろ車検」となったとき 走行距離が10万kmを超えそうなとき 生活環境に変化があったとき 車の燃費が悪くなったと感じたとき 車の再販価値が上がったとき 傷などの修理を検討するとき 部品交換などの維持費の負担が大きくなったとき
新車購入から5年経ったとき
車検を前にして車を買い替える方は多いです。特に、2回目の車検を迎える5年目は、ローンを完済している場合も多く、メーカー保証の「特別保証」が終了する時期でもあります。さらに、車の価値は5年を超えると半減するといわれることもあり、さまざまな要因を考慮すると買い替えが現実味を増すのはこのタイミングです。
「そろそろ車検」となったとき
車検は新車購入から3年目、それ以降は2年ごとに行います。車検費用のうち、法定費用はどこで車検を受けても変わりません。しかし、車検基本料は店舗によって大きく違ってきます。例えばディーラーなら35,000円~10万円、民間の整備工場では20,000~65,000円、ガソリンスタンドでは15,000~35,000円程度です。
しかしどこで受けるにしても、法定費用と車検基本料を合わせると10万円程度かかることを想定すると、車検時期が近づいてきたら、このまま車検を受けて乗り続けるほうがよいのか、買い替えたほうがトータルで負担を抑えられるのか、じっくり検討することが大切です。
〈車検費用相場〉
コンパクトカー(1,500cc以下) | 軽自動車(660cc以下) | ||
---|---|---|---|
法定費用 | 自動車重量税 | 24,600円 | 6,600円 |
自賠責保険料 (24ヵ月契約) | 20,010円 | 19,730円 | |
印紙代 | 2,100円 | 1,800円 | |
車検基本料金 | 約50,000円 | 約35,000円 | |
合 計 | 約10万円 | 約70,000円 |
※車検基本料金はディーラーでの相場を記載しています
走行距離が10万kmを超えそうなとき
走行距離は車を売却する際の査定価格に大きく影響する要素です。一般的に車の寿命は、走行距離10万kmといわれます。10万kmを超えるとエンジン内部に故障が出やすくなり、エンジンの回転運動に重要な役目を果たすタイミングベルトの寿命とも重なります。タイミングベルトの交換に限らず、整備する箇所も増えてくるため、費用がかさむのは避けられません。
そのような理由から、走行距離が10万kmを超えてしまうと車の価値は急落します。もちろんメンテナンスが行き届いた車なら、10万kmを超えても問題なく走行できますが、将来的に買い替えを予定しているのなら10万kmに到達する前に決断したほうがいいでしょう。
生活環境に変化があったとき
生活環境に変化があったときも、車を買い替えるか悩むケースといえます。これから家族が増えるとわかっていたら、家族で出掛けられる大きめの車に買い替えることを検討するといいでしょう。高齢の親の送迎が多くなるなら乗り降りしやすい低床の車、子供が巣立つ予定があるなら夫婦二人で楽しめる車など、少し先を見越した買い替えを心掛けたほうがいいかもしれません。
車の燃費が悪くなったと感じたとき
車の燃費は1Lのガソリンでどのくらいの距離を走行できるかを数値で表したものですが、長年乗っていると「燃費が悪くなった」と感じることがあります。その原因は、エンジンオイルの劣化やタイヤの空気圧の低下、スパークプラグの不具合など、さまざまです。
車の買い替えを検討する際は、現在どの程度の維持費がかかっているかに注視する必要がありますが、特に燃費性能が著しく低下したと感じた場合は買い替えを検討するタイミングかもしれません。燃費の違いによってどの程度の差が生じるのか、燃費10km/Lと20km/Lの場合で走行距離に応じたガソリン代の差額を具体的に確認してみましょう。
走行距離 | 10km/L | 20km/L | ガソリン代差額 |
---|---|---|---|
1,000km | 14,000円 | 7,000円 | 7,000円 |
10,000km | 140,000円 | 70,000円 | 70,000円 |
50,000km | 700,000円 | 350,000円 | 350,000円 |
(レギュラーガソリン140円/Lとして計算)
燃費の違いによる差を認識した上で、燃費性能が悪化してきたと感じたときは、点検を兼ねて車の買い替えも検討してみましょう。
車の再販価値が上がったとき
中古車の価格は需要と供給のバランスやトレンドなどによって変化するため、車の買取価格も状況次第で上下します。車のリセールバリュー、つまり再販価値が上がったときはお得に買い替えるチャンスかもしれません。
需要と供給のバランスで見てみると、1~3月と9~10月は、新生活のスタートや企業の決算期、またボーナス時期などと重なるため、車の需要が上がる傾向があります。中古車販売店はこの時期に在庫を確保したいと考えるため、多少高値をつけてでも積極的に買い取ってくれる可能性が高まるでしょう。
また、再販価値が高い車としては、現在新車で販売されているモデルと同世代の車、いわゆる型落ちではない現行モデルや、走行距離の短い車、修復歴のない車などが挙げられます。市場の動向やトレンド、所有する車の状態などを照らし合わせて、ベストな買い替え時期を探るのがよいでしょう。
傷などの修理を検討するとき
大きな傷やへこみなどがついて、修理したくなったときも、買い替えを検討するタイミングといえます。例えばその修理に10万円以上の金額がかかりそうな場合、その費用を支払うよりも車を売却して乗り換えたほうがいいというケースもあるでしょう。
売却を考えたとき、高く査定してもらおうと事前に修理に出してしまうケースが見られます。しかし、実際には査定額が上がったとしても修理費用のほうが高くついてしまうことが多いため、基本的にはそのままの状態で売却するほうが得策です。
部品交換などの維持費の負担が大きくなったとき
車は長く乗っていれば修理や部品交換の頻度も増えてきます。部品の劣化や程度によっては維持費も高額になる傾向があり、何度も修理を繰り返していると大きな負担になってくるでしょう。一度故障すると再発しやすいことから、いっそ買い替えたほうがお得というケースも考えられます。維持費の負担が大きくなってきたと感じたら、買い替えを検討したほうがいいかもしれません。
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車を買い替えるメリットとは
車の買い替えに際しては悩むこともたくさんありますが、ここでは買い替えのメリットについて見ていきます。車の買い替えをポジティブにとらえて、納得のいく新たなカーライフを迎えましょう。
最新モデルの車に乗れる
車を買い替える一番のメリットは、最新のモデルの車に乗れることでしょう。近年の車は機能が充実してきており、特に安全性能の進化はとどまるところを知りません。ペダルの踏み間違いによる事故が社会問題にもなっていることから、最新の安全性能を装備した車に買い替えるということは意味のある選択になるでしょう。
また、環境性能に優れた燃費の良い車に買い替えれば、ガソリン代を抑えることもできます。
車検の前に買い替えれば費用を抑えられる
前述のとおり、車検には10万円ほどの費用がかかります。長く乗っていればそれだけ修理費用もかさみ、車検費用を用意するのが負担になってくるでしょう。しかし、車検を通す前に買い替えを行えば、車検費用を負担することなく、その費用を次の車の購入資金に回すことができます。
税金が高くなるのを避けられる
ガソリン車の場合、新規登録から13年を超えると自動車税(種別割)、自動車重量税ともに税率が上がります。自動車重量税は18年を超えるとさらに重税となるため注意が必要です。税金が高くなる前に買い替えれば増加する負担を避けられるため、買い替えのメリットといえるでしょう。自動車税(種別割)と自動車重量税の税額を下表にまとめたので、買い替えのタイミングのヒントとしてみてください。
〈自動車税(種別割)〉
排気量 | 通常税額 | 13年以上経過税額 |
---|---|---|
軽自動車* | 7,200円 | 12,900円 |
1,000cc以下 | 29,500円 | 33,900円 |
1,000cc超~1,500cc以下 | 34,500円 | 39,600円 |
1,500cc超~2,000cc以下 | 39,500円 | 45,400円 |
2,000cc超~2,500cc以下 | 45,000円 | 51,700円 |
2,500cc超~3,000cc以下 | 51,000円 | 58,600円 |
3,000cc超~3,500cc以下 | 58,000円 | 66,700円 |
3,500cc超~4,000cc以下 | 66,500円 | 76,400円 |
4,000cc超~4,500cc以下 | 76,500円 | 87,900円 |
4,500cc超~6,000cc以下 | 88,000円 | 101,200円 |
6,000cc超 | 111,000円 | 127,600円 |
* 2015年3月31日以前に新規登録の場合
※軽自動車以外は2019年9月30日以前に新規登録の場合
〈自動車重量税(2年)〉
車両重量 | エコカー | 通常税額 | 13年以上経過 | 18年以上経過 |
---|---|---|---|---|
軽自動車 | 5,000円 | 6,600円 | 8,200円 | 8,800円 |
0.5t以下 | 5,000円 | 8,200円 | 11,400円 | 12,600円 |
~1t | 10,000円 | 16,400円 | 22,800円 | 25,200円 |
~1.5t | 15,000円 | 24,600円 | 34,200円 | 37,800円 |
~2t | 20,000円 | 32,800円 | 45,600円 | 50,400円 |
~2.5t | 25,000円 | 41,000円 | 57,000円 | 63,000円 |
~3t | 30,000円 | 49,200円 | 68,400円 | 75,600円 |
車を買い替えるデメリットとは
車を買い替えるデメリットは、買い替えの際の悩みにそのまま直結するといえます。ここではデメリットについても見ていきましょう。
思っていた以上に費用がかかる
車を購入する場合、車両本体の価格以外にも税金や保険料、登録諸費用などの初期費用が必要になってきます。また、ローンを利用する場合は、別途頭金が必要となるケースもあります。今の車に乗り続けた場合の費用負担と比較して、慎重に検討することが大切です。
ローンを完済しなければならない
ローンが残っていると車の名義がローン会社になっているケースがあります。自身の名義でないと車を売却できないため、車を買い替えるとなると一括返済するか、次に購入する車のローンに上乗せするしかありません。どちらにしても、経済的な負担が大きくなる可能性があります。
少ない負担で新車に乗り換える方法
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月額10,000円台から新車に乗れる
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よくある質問
Q1:車の買い替えのタイミングで悩んだら?
A:新車購入から5年が経つとローンを完済している場合も多く、メーカー保証の「特別保証」が終了する時期でもあるため、買い替えを検討するといいかもしれません。また、走行距離が10万kmを超えそうなときや、生活環境に変化があったときなどがいいですが、いずれの場合も車検前に買い替えると出費が抑えられます。
Q2:車をお得に買い替える方法は?
A:車の再販価値が上がったときはお得に買い替えるチャンスです。1~3月、9~10月は、新生活のスタートや企業の決算期、またボーナス時期などと重なるため、車の需要が上がる傾向があります。この時期に高値で買い取ってもらえれば、買い替え資金の増額も可能でしょう。
Q3:車の買い替え費用に悩んだとき、お得に車に乗る方法は?
A:カーリースを利用すれば、初期費用がかからないため、負担を抑えて新しい車に乗り換えられます。業界最安水準の料金でコスパにもお墨付きのある「定額カルモくん」なら、カーリースが初めてでも安心して利用できます。
※この記事は2021年12月時点の情報で制作しています