車のローンに審査が設けられているのは、申込者に滞りなくきちんと返済していく能力があるか、融資しても問題ないかをローン会社が見極めるためです。実際にはローンの審査基準は各社で異なり、一般に公開されていませんが、その審査の目的やこれまでの傾向から、どのようなポイントに注意するといいかはある程度推測できます。
そこで、車のローン審査に落ちてしまう理由を基に、おもな審査基準と対策を見ていきましょう。加えて、車のローン審査の流れと落ちたときの対処法や、近年利用者が増えているローンを組まずに新車に乗る方法についても、詳しく解説していきます。
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- 車のローンの審査では収支のバランスを総合的に判断して融資の可否を決めている
- 審査前には、借入金を減らす、信用情報を確認するなどの方法が有効
- ローン審査が不安な方におすすめの月々分割払いで新車に乗れる方法がある
車のローンのおもな審査基準6つ
車のローンの審査基準は一般に公開されていませんが、審査に落ちてしまう理由、また、その傾向から重要視される項目がいくつか考えられます。ここからは、審査で見られるとされる項目と基準の目安について見ていきましょう。
年収
車のローンの申込みの際、必ず申告するもののひとつが年収です。ローン審査に通る年収の基準は150~200万円以上ともいわれますが、あくまで目安であり、それ以下だと絶対に落ちてしまうわけではありません。
一般的に、ローン審査では、年収そのものより、年収と年間の返済額のバランスが重視される傾向があるとされています。
そのため、目安としては、年収に対して年間の総返済額の割合を示す「返済負担率」が30%~35%以下に収まるように借入希望額を調整するといいでしょう。特に、年収が400万円未満の場合は25%以下、400万円以上の場合は35%以下が目安ともいわれていますので、留意しましょう。
なお、特に銀行系マイカーローンでは、利用条件に前年度の年収額が記載されているケースもあります。条件を満たさない場合はローンに申し込むことができないので、ほかのローン会社を選び直す必要があります。
職業・雇用形態
収入の安定性を確認するために、職業や雇用形態も審査における重要な項目となります。一般的に、個人事業主の方や中小企業に勤めている方より、公務員あるいは大企業に勤めている方、また、同様にアルバイトや派遣社員よりも正社員の方のほうが、収入の安定性の点から審査に有利といわれています。
職業や雇用形態はすぐに対策を講じられるものではありませんが、審査ではほかの内容を含め総合的に判断されるといわれているので、内容を偽ることなく正しく申請するようにしましょう。
勤続年数
勤続年数も審査における重要な項目で、目安は1年以上、3年以上が望ましいとされます。勤続年数については、ローンを申し込む直前の転職は避けること、また、今すぐ車が必要でない場合には、1年を超えてから審査に臨むのが良策です。
ただし、ローンの種類によっては、同じ業種への転職や、転職をすることで収入が上がるケースであれば、不利にならない場合があります。
年齢
車のローンでは、一般的に、「申込み時点で満20歳以上、満65歳以下」や「申込み時点で満18歳以上、65歳未満(最終返済時満70歳未満)」などといった利用条件が定められています。
そのため、申込み時に利用上限の年齢に近い場合には、長期でのローン契約は組めない場合もあります。ほかにも、20歳以下の利用制限や最終返済時の上限年齢なども車のローンごとに異なるため、申し込む前に利用条件を確認しておきましょう。
他社からの借入れ
他社からの借入金も、審査の際にチェックされます。特に、短期間で複数からの借入れがある場合や多額の借入れがある場合には、経済的に困っていると見なされ、審査に通りにくくなると考えられます。
借入金は「返済負担率」にも影響します。すでに年間の返済額が多いと、新たに借入れできる金額が少なくなることにも注意しましょう。奨学金、クレジットカードのリボ払い、携帯電話の分割払いなど、意識していなかった借入れが審査の障害となっている可能性もあります。
なお、すでに借入金があるからといって、必ず審査に落ちてしまうわけではありません。
信用情報
申込者の返済能力と社会的信用を確認するために、信用情報もチェックされます。
支払い・返済の遅延、延滞、任意整理を行った履歴などのネガティブな記録が残っていると審査に落ちてしまう可能性が高くなりますが、信用情報の記録は永遠に残るわけではなく、一定の保管期間を過ぎるとクリアになります。
なお、保管期間は、内容や登録されている信用情報機関にもよりますが、遅延や滞納が解消されてから、もしくは、破産などの手続きが済んでから1~7年程度になります。
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車のローンの審査対策と併せて、検討してみるのもおすすめです。
車のローンの審査に落ちてしまうよくある理由
車のローンの審査ではおもに、申込者に融資額を滞りなく返済できるだけの返済能力や社会的信用性があるかを判断されると考えられます。そのため、その点に問題があると、審査に落ちてしまう傾向が高まるといえるでしょう。
ここでは、審査に落ちてしまいがちな要因を確認していきましょう。
年収に対して借入額が見合っていない
ローン審査に落ちやすい要因のひとつが、年収に対して借入希望金額が高すぎるケースです。
こうした年収と借入金のバランスを図る際の指標として使われるのが、「返済負担率」です。これは、年収に対してすでにある借入れと今回のローンの借入れを合わせた年間の返済額がどれくらいの割合かを表したもので、30~35%以下であることがひとつの目安になります。
それを超えると収入と借入金のバランスが適切な範囲内ではないと見なされ、審査に落ちる可能性が高まります。
なお、すでにある借入金には、ローンのほか、クレジットカードのキャッシングの返済、携帯電話の本体価格の割賦金、リボ払いの残債、クリニックの分割払いなども含まれます。また、使っていないクレジットカードのキャッシング枠も対象となる場合があるので、注意しましょう。
収入が安定していない
ローンを組むと、長期に渡って借入金を返済していくことになります。そのため、収入源が継続して安定しているかも審査で見られると考えられます。その具体的な判断材料となるのが、申込時に申告する職業や雇用形態、勤続年数です。
一般的に、公務員や正社員のほうが、収入が安定していると見なされる傾向があり、勤続年数については、1年以上が目安、3年以上が望ましいといわれています。現在の年収がいくら高くても、収入が不安定であると判断されると、審査に落ちてしまう可能性もあります。
信用情報にネガティブな記録がある
一般的に、カーリースの審査では、信用情報もチェックされます。信用情報とは、クレジットカードやローンの契約内容や利用状況が記録された個人情報のことで、審査の際には、信用情報機関にその情報が照会され、過去に支払い・返済の遅延や延滞はないか、また、債務整理など金融事故を起こしていないかが確認されます。
信用情報にネガティブな記録がある方や、いわゆるブラックリストに載ってしまっている方は、返済能力や信用性の点でローン審査に通るのが難しくなるといえます。
ほかに多額の借入れがある
住宅ローンや消費者金融からの借金など、すでに他社で多くの借入れがある場合には、審査で不利になってしまいます。なお、借入れとして見られる対象は、これ以外にもあります。例えば、携帯電話端末代金の分割払いや英会話教室、歯科治療などのローンなどがある場合にも注意が必要です。
審査のきびしいローンを選んでいる
車のローンにはいくつかの種類があり、銀行系マイカーローンをはじめ、ディーラーローンや自社ローンなどがあります。ローンの種類ごとに審査の難度は異なるため、ローンに通らなかった理由として、「単に申込みをしたローンの審査が厳しかった」という場合もあるかもしれません。
その場合、もしある1社で審査落ちになってしまっても、別の車のローンで審査に申し込めば、通る可能性もあるといえるでしょう。
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車のローンの審査に通りやすくするためには
車のローン審査に不安なく臨めるように、事前にできる対策がいくつかあります。実際にローン審査を受けた方の口コミ*¹とともに見ていきましょう。
仮審査を受けて自分の状況を把握する
審査に通るか不安がある方は、仮審査を検討してみましょう。仮審査とは、本審査前に行う事前審査です。
一般的に、仮審査では信用情報はチェックされないため、仮審査に通れば必ず本審査にパスできるというわけではありませんが、自身が融資を受けられる状況にあるか、また、借入可能額や適応金利の目安を知ることができます。
仮審査の結果を踏まえて頭金を用意したり、借入額を見直したりと、審査対策や返済シミュレーションを具体的に行うこともできるでしょう。
なお、本審査はその結果が信用情報に記録されてしまいますが、仮審査の場合は申込みの事実のみで結果は残りません。また、一般的に、仮審査にかかる期間は、即日から数日が目安とされています。

年収に不安があり、ローンが組めるか事前に確認したかったので仮審査を受けました。仮審査は当日中に結果がわかったので、それに基づいて車のグレードを下げて借入金を減らすといった対策ができました。
頭金を用意するなど借入希望額を減らす
年収と借入額のバランスをシミュレーションして、状況に応じて借入額を見直し、減らすことも現実的な対策だといえます。借入額を減らすために有効なのが、価格の安い車を選び直す、購入する車のグレードを下げるなどの方法です。
また、頭金を用意することもひとつの方法です。用意した頭金の額だけ借入額を減らすことができ、審査に通る可能性が高くなります。

銀行系マイカーローンに申し込んだ際、年収に対して借入額が多かったため、審査に落ちてしまったことがあります。車の購入金額を見直し、借入額を下げて再度審査に申し込んだら、無事ローンを組むことができました。
ほかの借入れを返済する
「返済負担率」の点からも、すでにある借入れを減らすのは、審査のハードルを下げるための方法として有効です。審査の前にすでにある借入金を完済しておくのが望ましいといえますが、完済が難しい場合は、繰上返済を行う、金利条件のいいローン会社に1本化することなどでも、利息分を減らすことができます。

銀行系マイカーローンに申し込んだ際、すでにある住宅ローンがネックになっていました。その影響で一度審査に通らなかったのですが、ローンを完済後にカーローンに再チャレンジしたら、無事審査に通りました。
車のローン審査前に転職をしない
勤続年数が短いと、ローン審査では不利になることがあります。そのため、車のローン審査の申込み前後には、なるべく転職はしないようにしましょう。最低1年、できれば3年以上の勤続年数があると、ローン審査でも評価されやすいといえます。
もし、車のローン審査の申込み直後に転職をした場合には、すぐに申込み会社に申告するようにしましょう。万が一、審査時に申告した勤務先と現在勤めている勤務先が違うことが判明すると、虚偽の申告をしたとして審査に落ちてしまう可能性があるためです。
信用情報を確認する
信用情報は、JICC、CIC、KSCの3つの信用情報機関に情報公開請求し、調べることができます。特に過去に金融事故を起こしている方、また、未払いや支払いの遅延・延滞などに心当たりのある方は、審査前に、信用情報を調べておくと安心です。
<3つの信用情報機関>
- JICC(指定信用情報機関 株式会社日本信用情報機構):消費者金融などの利用履歴
- CIC(割賦販売法・貸金業法指定信用情報機関):銀行などの金融機関の利用履歴
- KSC(全国銀行個人信用情報センター):クレジットカードや信販会社などの利用履歴
申込み方法や結果、閲覧方法、料金は、それぞれの機関の公式サイトに記載されているので、事前に確認しておきましょう。
なお、信用情報のネガティブな記録は、一定期間経つと解消されます。すぐに車が必要でなければ、そうした記録が消えた後、審査に申し込むのが良策です。早急にローンを組みたい場合には、連帯保証人を立てるなどの対策を検討しましょう。

カーローンを絶対に利用したく、また、過去の支払いなどに心当たりがあったので、事前に信用情報を調べました。特にネガティブな記録がないことがわかり、安心してローンに申し込めました。
審査難度の低いローンを選ぶ
車のローンには種類があり、ローンを組むための条件や適応金利、また、審査の難度も変わります。特に審査に不安がある方は、審査に通りやすい車のローンを選ぶのもおすすめです。
ただし、審査難度が低いとされるローンにはデメリットもあります。たとえば自社ローンは、実際は販売店独自の支払い方法でローンではないため金利はかかりませんが、車両本体価格に利息相当分の手数料が上乗せされ、一般的な車のローンよりも支払総額が高くなりがちです。また、ディーラーローンの金利相場は4~8%なので、銀行系マイカーローンの1~4%に比べて高い場合が多いといえます。
それぞれの車のローンのメリットとデメリットを踏まえたうえで検討するようにしましょう。

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*¹ チャット調査ツール「Sprint」にて、「カーローンで車を購入した方」「ローン審査に落ちた経験がある方」を対象として行ったインターネット調査を基に、カルモマガジン編集部がまとめています
*² 文末の制作日における調査結果に基づく。調査概要はコンテンツポリシー参照
車のローンの種類別にみる金利と審査の通りやすさ
車のローンにはいくつかの種類があり、それぞれ審査の通りやすさや金利の相場が異なります。ここでは、主な車のローン3種類について、特徴や金利相場の解説をします。
銀行系のマイカーローン
銀行や信用金庫などの金融機関が取り扱うローンを、銀行系マイカーローンといいます。ほかの自動車ローンに比べ1~4%程度と低金利で利用できるものの、審査は厳しい傾向にあります。年齢や就業形態などは、申込み時点で条件を定めている場合もあるため注意しましょう。
また、銀行系マイカーローンでは審査申込みから結果がわかるまでに時間がかかることが多く、2週間ほど要することもあります。
一方で、銀行系マイカーローンは貸金業者から借り入れる金額の合計を年収の3分の1までに制限する「総量規制」の対象外となるほか、住宅ローンと同じ金融機関で借り入れることで金利の優遇を受けられることがある、車の所有者を契約者にできる、以下の2つのローンと異なり、借入金を車両代金だけでなく免許取得費用や車検費用、修理代にも充てることができるといった点はメリットといえます。
ディーラーローン
ディーラーローンは、車の販売店であるディーラーが信販会社と提携して提供しているローンです。金利は4~8%程度と高めに設定されていますが、銀行系ローンと比べると審査に通りやすい傾向にあります。
また、車の購入時にローンを申し込めるので手間がかかりにくく、審査結果も当日中に出ることがほとんどです。銀行系マイカーローンと同じく総量規制の対象外となっている点もメリットといえるでしょう。
一方で、ディーラーローンは車を担保にしてローンを利用するため、返済が終わるまではディーラーや信販会社に車の所有権があることに注意が必要です。
自社ローン
自社ローンは、中古車販売店などが独自に提供する分割払いのサービスです。銀行や信販会社を通さず販売店の独自審査となるため、ほかのローンで審査に通らなかった方でも通る可能性が高いというメリットがあります。また、審査結果が早くわかり、手続きが簡単なのもメリットです。
自社ローンは金利がかかりませんが、その分車両代金に手数料が上乗せされることがあり、ディーラーローンなどと比較して返済総額が高くなる傾向にあります。
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自社ローンは怖い?体験談と審査に落ちにくいといわれる理由を紹介
車のローンの審査と借入れの流れ
車のローン審査から借入れまでの流れを見ていきましょう。ここでは銀行系マイカーローンを例に詳しく解説します。
1.車の見積りを取る
銀行系マイカーローンでは、利用目的の証明書として車の見積書が必要です。購入したい車を決めたら、まず販売店に見積りを出してもらいましょう。ローンで支払いたい旨を申し出ればすぐに見積りを出してもらえます。諸費用を含めた購入代金を確認しておきましょう。
2.借入額と返済期間を決める
購入代金がわかったら、手元の資金と照らしあわせてローンの借入額と頭金、返済期間を決めます。銀行のローンシミュレーターなどを利用して毎月の返済額を計算し、無理なく支払える範囲で設定しましょう。
3. 仮審査
既定の用紙やWeb上で仮審査を申込みます。見積りと併せて、年収や勤め先、勤続年数などを申告します。購入したい車を決める前に仮審査を受けられる銀行もあります。
4.ローンの申込みと審査
仮審査に通ったら、必要書類を用意しローンを申し込みましょう。おもな必要書類は、運転免許証、車の見積書、源泉徴収票などの収入証明書の3点です。
申込書では、氏名・住所・電話番号などのほか、勤め先の会社名・住所・業種・職種・年収、また、他社での借入れ状況を申告します。誤った内容を申告してしまわないよう、正しい情報を参照できる資料などを用意しておくのがおすすめです。
銀行系ローンの場合、審査には数日~2週間程度かかる場合もあります。
5.借入金額が口座に振り込まれる
無事に審査に通り契約手続きが完了すれば、指定した口座にお金が振り込まれます。振り込まれたお金で販売店に車の代金を支払い、その後はローンの契約に従って毎月の返済をしていくことになります。
同時に申し込んでおくと安心!
一般的に、ローン審査に必要な書類や情報でカーリースに申し込むことも可能です。
ローン審査に不安がある方は、同時にカーリースにも申し込んでおくといいでしょう。
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車のローンの審査に落ちたときの対処法
万一、車のローン審査に落ちてしまっても、再審査を受けることは可能です。しかし、同じ内容で申し込んでも、審査に通る可能性は低いでしょう。ここからは再審査の際の対策を中心に、審査に落ちたときの対処法を解説します。
連帯保証人を立てる
審査に落ちた原因が、収入の低さや安定した職業に就いていないことであれば、連帯保証人を立てることで審査に通る可能性を高めることができます。連帯保証人とは、契約者の返済が滞った際に、代わりにその返済責任を負う方のことで、成人であり、十分な返済能力があり、また、信用情報にネガティブな記録がない方である必要があります。
一般的に親族に依頼することがほとんどですが、後で問題にならないように、ローンの借入金額や返済計画などをしっかりと説明し、合意をとるようにしましょう。なお、ローン会社によっては、保証会社の利用をすすめられるケースもあります。連帯保証人の場合と同じように、審査のハードルを下げられる可能性があるので、前向きに検討するといいでしょう。
車種やグレードを下げる
再審査の前に、あらためて「返済負担率」を算出し、収入と借入金のバランスを確認するようにしましょう。借入金を減らす方法として現実的なのは、購入を検討している車種を安いものに変更することや、グレードを下げることです。
そのためには、あらかじめ、自分が車を利用する頻度や使用用途、こだわりなどを自身で確認しておき、妥協できる点を明確にしておきましょう。
なお、「返済負担率」を抑えるためには、すでにあるほかの借入金を完済する、頭金を多めに用意するなどの方法も有効です。
信用情報を確認してみる
審査に通らない理由が思い当たらない場合は、信用情報を確認してみるといいでしょう。過去の支払いの遅延や滞納、債務整理の記録が残っている可能性があるからです。もし記録が残っていた場合には、情報が消えるまで待つのが良策です。
なお、信用情報にネガティブな記録があるケースでも、連帯保証人を立てることで審査に通りやすくなる可能性もあります。再審査の前に、ローン会社に相談してみるのもいいでしょう。
車を購入する以外の選択肢を選ぶ
ローンと同じように月々分割払いで、実質マイカー感覚で車を利用できるカーリースを選択肢に加えてみるのもひとつの方法です。
カーリースは車のローンに比べて審査対象の金額を抑えやすく、また、金銭の貸付けではなく車を借りる方法であることから、ローンと比べて審査難度が低い傾向があります。実際に、ローンに落ちた方々からの利用実績も豊富です。
審査に通るか手軽に試せる!
審査に不安がある方は、審査対象となる年間の利用金額が抑えやすい
カーリース会社を選ぶといいでしょう。
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車のローンの審査が不安な方におすすめの方法
車のローン審査が不安な方にご提案したいのが、カーリースで車に乗る方法です。
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審査の難度は車のローンより低いとされているので、車に乗るためのひとつの選択肢として検討してみてはいかがでしょうか。
よくある質問
Q1:車のローンの審査基準にはどのようなものがある?
A:車のローンの審査基準には、年収や職業、雇用形態、勤続年数、年齢、他社からの借入れ、信用情報などがあるとされています。審査でマイナスとなる情報であっても、事実と違う内容を申告してしまうと、審査に通らないだけでなく、その後のローン審査にも影響が出たりすることもあるため、正しく申告することが大切です。
Q2:申し込み前にできる車のローンの審査対策は?
A:年収に対し、新たな車のローンの借入金やすでにある借入金を含む年間の総返済額の割合を算出し、30~35%以下に収まるように調整すること、信用情報にネガティブな記録がないか確認しておくことなどが挙げられます。また、仮審査を受けてみるのもいい方法です。
Q3:審査に落ちたどうすればいい?
A:審査に落ちても、対策を講じてもう一度審査を申し込むことは可能です。なお、実質マイカーのように車に乗れて、ローンより審査に通りやすい傾向があるカーリースを検討してみるのもいい方法でしょう。業界最安水準*²の「定額カルモくん」は気軽に審査に通るか試せる「お試し審査」も用意されているので、審査に不安な方にもおすすめです。
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※この記事は2024年6月3日時点の情報で制作しています