カーリースの契約においても、ローンと同じように審査があります。カーリースを利用する際にはどこのカーリース会社であっても審査が行われますが、カーリースの審査ではどのような点がチェックされるのか、気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで、カーリースの審査で見られるポイントや審査基準*、カーローンの審査との違いなどについて解説。事前に知っておきたい審査対策についてもご紹介します。
* 審査基準はあくまで一般論であり、最終的には審査会社の方針に拠ることをご了承ください
- 年収をはじめカーリースの審査で見られるポイントは6つ
- カーリースの審査で落ちても再審査へ向けた対処法はある
- 定額カルモくんの「お試し審査」なら、カーリースを利用できるか簡単に調べられる
カーリースの審査で見られる6つのポイントと基準
カーリースの契約では、どのような情報を基に審査が行われるのでしょうか。まずは、審査の際にチェックされるといわれる6つのポイントについてご紹介します。
1. 年収
カーリースの審査において、年収はとても重要なチェックポイントといえるでしょう。数年にわたって毎月支払いをしていくわけですから、審査では、十分に支払い可能な年収を得られているかどうかが見られることになります。
カーリースの審査の場合、年収200万円がひとつの基準になるといわれています。しかし、そのほかの状況や毎月の支払額によっては、200万円を下回っていても審査に通る可能性があります。
例えば、年収の少ない主婦(主夫)やアルバイトの方であっても、収入の安定した保証人がいれば、審査に通るケースもあるでしょう。
2. 年齢
支払い能力の有無に加え、運動能力におけるリスクから、カーリースの申込みには年齢制限が設けられていることがほとんどです。
一般的に、「申込み時点で18歳以上75歳以下」としているカーリースが多く、中には「契約満了時に75歳未満」など、契約満了時の年齢を制限対象としているカーリースもあります。万一、年齢が条件を満たさない場合は申込みができないので、事前によく確認しましょう。
なお、18歳から申し込めるカーリースでも、20歳未満の場合は、契約にあたり連帯保証人が必要なケースもあります。
3. 収入の安定性、雇用形態
安定した収入は長く継続する支払いには欠かせません。そのため、同じ年収の場合でも、その収入が安定しているかどうかによって評価は変わります。例えば、公務員や正社員は収入が安定しているため、審査の際に有利になるでしょう。
一方、アルバイトや非正規雇用、個人事業主は、収入に変動があり安定性が低いため審査通過が難しいことも。また、個人事業主で赤字経営状態だと、支払能力なしとみなされてしまうので、税金対策をしている方は注意しましょう。
なお、カーリースの審査では非正規雇用や自営業の場合、収入の安定性は勤続年数の長さで判断される傾向があります。一般的に、その目安は1年以上、3年以上が望ましいといわれています。
同じ職種において長期間安定した収入を得ていれば、今後も支払いに問題が生じないという判断につながりやすく、非正規雇用や自営業であっても、長いあいだ同じ職種で収入を得ていれば審査の際に有利になるのです。
そのため、もし転職した直後などであれば、審査を受けるのは避けたほうがいいでしょう。新しい勤め先に数年間、在籍してからのほうが無難です。
4. 資産
資産を多く保有している場合、審査に有利になるケースがあります。おもな資産として扱われるのは、持ち家や自動車などです。持ち家に住んでいる場合、住宅ローンの返済額が残っていたとしても、家自体が資産とみなされ、評価の対象になります。
ただし、審査のポイントはあくまで料金を継続して支払えるかどうかであり、資産の有無は審査を有利に進めるためのプラスの要素にすぎません。逆に賃貸物件に住んでいる場合など、資産を保有していないからといって審査に落ちるわけではありません。
5. 債務履歴
自己破産や任意整理、個人再生など、法的な手段をとって債務整理をしている場合、審査に通りにくくなります。
銀行ローンや消費者金融の契約だけでなく、カーリースの審査でも、支払不能となった過去があると信用がないと判断されるのです。少額借入れの返済し忘れでも、「事故情報」として記録されるので注意しましょう。
6. 現在の債務状況
銀行や消費者金融からの借入れがあると、審査で不利になることがあります。また、金融機関に限らず、高額エステや英会話教室の料金の分割払い、身近なところでは携帯電話の未払金やリボ払いの残高なども審査に影響するといわれています。住宅ローンの場合は、延滞なく返済できているなら必ずしも不利なわけではありませんが、これらのローンも含めて無理なく返済していける範囲であるかを審査されます。
こうしたすでにある借入れを含めたうえで、十分余裕をもってカーリースの料金を支払い続けられるかが審査のポイントになるといわれています。
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カーリースの審査基準はカーローンとどう違う?
カーローンの利用にも審査がありますが、カーリースとカーローンいずれの審査も申込者の支払い能力もしくは、返済能力、また社会的信用性を確認していることから、審査内容は大きく変わりません。
しかし、カーリースには、契約満了時の下取り価格をあらかじめ車両本体価格から差し引いたうえで契約者の支払額を算出する「残価設定」という仕組みがあります。差し引かれる残価の分、審査対象となる金額を抑えやすいため、カーローンよりも審査のハードルが低いといわれています。
実際、カーローン審査に落ちた方がカーリースの審査には通ったというケースも。ただし、必ずしも通るわけではありません。次項で、カーリースの審査に落ちてしまう原因について見ていきましょう。
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カーリースの審査に落ちてしまう原因は?
カーリースの審査では年収がひとつの基準の目安になることは確かですが、それ以外にも審査に通りにくくなる原因といわれているものがあります。
傾向を把握して自身にあてはまるものがないか、あらかじめ確認しておきましょう。
〈カーリースの審査に通らない可能性がある方〉
- 収入が不安定な方
- 勤続年数が1年に満たない方
- 年収と癪入金額のバランスが悪い方
- 過去に自己破産などの債務整理をした方
- ローン返済やクレジットカード料金支払いが遅れた、または遅れている方
- 過去に支払いが遅れてブラックになっている方
- 現在、ローンの借入額が多い、または複数のローンを組んでいる方
- 現在、クレジットカードの支払残高が多い方
- 過去に住宅ローンやクレジットカードなどの審査に落ちている方
- 連帯保証人がいない方
- 審査報告時に虚偽の申請をした方
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カーリース審査に落ちてしまったときの対策
もし審査に落ちてしまったとしても、悲観的になる必要はありません。審査のポイントを見直したうえで原因を考え、基準をクリアできるよう対処して再審査に臨めば、通る可能性は十分にあります。
少しでも可能性を高めるために、今からでもできる対策をご紹介します。
年収に見合う車を探す
カーリースの審査では、「毎月の支払いがきちんとできるか」が見られます。そのため、収支のバランスがとれているかどうかはとても大切です。申込みの前に、現在の収入と各種ローンやリボ払いを含めた支出状況を整理し、収支のバランスがとれているかどうかをチェックしておきましょう。
その際に目安となるのが返済負担率です。返済負担率とは年収に対する年間の返済額の割合のことで、一般的にはこの返済負担率を30~35%程度に収めることが推奨されています。
年収に対して希望の車種の料金が高すぎると審査に落ちる懸念があるため、車種やグレードの見直しが必要ないか、審査申込み前に確認をおすすめします。
月々10,000円台から新車に乗れるカーリースなども検討し、自身の年収に見合った料金で乗れる車を探してみましょう。
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頭金を多めに設定する
年収と毎月の支払額のバランスがとれていないことが理由で、審査に落ちてしまったと考えられる場合、総支払額を下げるために頭金を用意するのも審査通過に有効です。頭金を支払うことで総支払額が少なくなるため、年収とのバランスがとりやすくなる可能性があるからです。
カーリース会社によっては頭金不要としているケースもあるので、頭金を入れて再審査ができるかどうか、確認してみるといいでしょう。
原因を解消してから再審査に申し込む
「税金の未払いがある」「複数のローンを組んでいる」といった理由でカーリースの審査に落ちた場合、もしすぐに対応できるものがあれば、カーリース審査の前に支払いや返済を済ませておきましょう。それらを解消して再審査を申し込めば、審査に通ることも十分考えられます。
ただし、審査に落ちてすぐに再審査を申し込んでも、厳しい結果になる場合がほとんどですので、少し期間を置いてから再審査の申込みをするといいでしょう。
信用情報を確認する
過去の支払いの延滞や、債務整理などの履歴が原因で信用度が低い状態にある場合、現在どのような情報が信用情報機関に登録されているのか確認してみましょう。特に審査に落ちた原因に心当たりがない方は、改善や解決への糸口が見つかるかもしれません。
おもな信用情報機関は以下の3つです。
〈信用情報機関の種類〉
信用情報機関 | 登録されている情報 |
---|---|
JICC (日本信用情報機構) | クレジットカード会社、 消費者金融、ローン会社など |
CIC (指定信用情報機関) | ローン会社、保険会社など |
KSC (全国銀行個人信用情報センター) | 銀行や信用金庫、 銀行系信販会社など |
いずれもインターネット上で、各社に登録されている信用情報の開示請求をすることができます。なお、開示請求には1,000円程度の手数料がかかります。
なお、過去の支払い延滞や未払い履歴が、事故情報として信用情報に残っているせいで審査に落ちたと考えられる場合は、その履歴が消えるまで待ってから審査を受けましょう。
連帯保証人を立てる
収入や雇用形態、年齢など、対策が難しい情報が原因で審査に落ちてしまった場合は、連帯保証人を立てることを検討してみましょう。
連帯保証人となる方は、家族や親族が一般的ですが、カーリース会社によっては20歳以上で安定収入があるなど、一定の条件を満たしていれば親族以外の第三者でも認められる場合があります。しかし、万が一リース料金を支払えなくなってしまったときは連帯保証人に返済義務が発生するので、経済的にも負担をかけることになります。そのため、親族以外の第三者に連帯保証人を依頼する際には、お互いにリスクを理解した上で、了承が得られる相手を選ぶことが大切です。
*文末の制作日における調査結果に基づく。調査概要はコンテンツポリシー参照
勤続年数が1年以上経つまで待つ
入社から1年未満など、勤続年数が短すぎることが理由で審査に落ちてしまった可能性がある場合は、最低でも勤続1年以上となってからあらためて申し込みましょう。
可能であれば、審査の目安である3年が経過するまで待つのがおすすめです。何らかの事情ですぐに審査を通したい場合には、頭金を用意したり連帯保証人を立てたりして、審査通過の対策を検討しましょう。
家族に申し込んでもらう
過去の信用情報の履歴などから、どうしても審査に通過することが難しいと判断される場合、家族や配偶者に申し込んでもらう方法もあります。
ただし、使用者と契約者が同一でなければいけないなどの条件があるカーリース会社の場合は、名義貸しという犯罪行為になってしまうため、同居の家族など契約者以外の利用も認めているカーリースに申し込むことが大切です。
まずは利用したいサービスの規定を確認してみましょう。
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審査が不安な方に定額カルモくんがおすすめの理由
カーリースの審査では、年収と支払額のバランスが重視されるので、より安い車種やプランのほうが審査に通りやすいといえます。業界最安水準*の定額カルモくんなら、11年という長期の契約ができ、審査対象となる年間の支払額を抑えられるため、年収200万円以下の方やほかに借入れのある方の利用実績もあります。
また、審査に通るかオンラインで簡単に確かめられるのも魅力です。下の「お試し審査」から5分程度の入力で、結果の通知は最短即日。通過後、車種やプランはじっくり決められるので、まずは仮の車種で気軽に試してみましょう。
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定額カルモくんなら月々10,000円台でこんな車種に乗れる
定額カルモくんは、月々10,000円台から乗れる新車が豊富にそろっています。具体的にどのような車種に月々いくらで乗れるのか、見ていきましょう。
ダイハツ「ミライース」月々 14,030 円~
1Lあたり25kmと低燃費で走りも軽やか。軽自動車の中でも特に小回りが利き、デイリーに乗りやすい1台です。
スズキ「アルト」月々 13,920 円~
親しみやすいデザインで人気のスズキ「アルト」。定額カルモくんでは最安で月額 13,920 円から乗ることができます。
低燃費なうえ、コンパクトだから運転もしやすく、また、夜間の歩行者も検知するデュアルカメラブレーキサポートや6エアバックを標準装備と、安全性能も充実。年齢を問わずおすすめの1台です。
ホンダ「N BOX」 月々 19,750 円~
軽自動車販売台数でトップを誇ってきたホンダ「N BOX」も、定額カルモくんなら11年契約で月々10,000円台からの利用が可能です。
安定感のある走りで、運転席からの視認性も良く、ホンダの最新技術を駆使した予防安全性能も完備。また、室内空間の広さもポイントで、快適なドライブを楽しめます。
なお、定額カルモくんでは、そのほか20車種以上の車に月額10,000円台から乗ることができます。さっそくラインナップを下記のバナーからチェックしてみましょう。
カーリースが利用できるかは実際に審査してみないとわからない
審査に通るかどうかは、実際に審査申込みをしてみなければわかりません。年収が200万円以下で審査に通ることもあれば、年収500万円でも審査に通らないこともあります。支払いに延滞履歴があっても、連帯保証人を立てることで審査を通過することもあるでしょう。
あれこれ悩んでいるよりも、思いきって審査に申し込んでみるほうが、より早く今の自身の状況がわかります。ただし、無計画な審査申込みは審査に落ちる原因となるため禁物です。
定額カルモくんでは契約前から無料相談ができます。「今の年収で審査を受けても大丈夫か」「月額料金がいくらの車にしておくのがいいか」など、審査について不安なことも電話やLINEで相談できるため、都合の良い方法で気軽に相談してみましょう。
よくある質問
Q1:カーリースの審査でチェックされることは?
A:年収、年齢、雇用形態、資産、債務履歴、現在の債務状況などがチェックされます。カーリースは長期にわたる支払いが発生するため、十分な年収や支払能力があるかどうかが、審査のポイントになるといわれています。
Q2:カーリースは年収がどれくらいあれば利用できる?
A:年収200万円がひとつの基準になるといわれています。ただし、収入の安定性や資産状況、毎月の支払額などによっては200万円を下回っていても審査に通るケースもあります。年収だけであきらめずに審査申込みを検討しましょう。
Q3:カーリースの審査に落ちたときはどうすればいい?
A:原因を解消して少し期間を空けてから再度審査を申し込む、もしくは、より安いカーリースに申し込んでみましょう。業界最安水準のカーリース、定額カルモくんであれば希望の車種を安く利用できます。
※この記事は2024年11月2日時点の情報で制作しています