ブラックリスト掲載者は車のローンやリースを利用できる?

ブラックリスト掲載者は車のローンやリースを利用できる?

住宅ローンやキャッシングの支払い遅延だけでなく、スマホの利用料金の支払いをうっかり忘れてしまったという理由で、自分でも気付かぬうちに「ブラックリスト」の掲載対象になってしまう場合があります。
ブラックリストに掲載されてしまうと、生活のさまざまな場面で問題が生じます。中でも、車などの大きな買い物をするときに、ローンを組めないというのは最も深刻な問題かもしれません。ここでは、ブラックリストに掲載されてしまった後、それでも分割払いで車を購入したい場合の対処法についてご紹介します。

n-box

実は深刻!ブラックリストに載るとどうなるか

実は深刻!ブラックリストに載るとどうなるか

まずは、ブラックリストについて解説するとともに、実際にブラックリストに載るとどのような不都合が生じるかについて、具体的に見ていきましょう。

ブラックリストとは

ブラックリストとは、住宅ローンやクレジットカードの返済が一定期間滞った場合や、破産をした場合などに、その情報が「事故情報」として信用情報機関に登録されることを指します。この状況を「ブラックリストに載る」と表現します。信用情報機関に登録される項目には、次のようなものがあります。

<信用情報機関に登録される項目>
・氏名
・生年月日
・住所
・電話番号
・勤務先の名称
・運転免許証の番号
・現在の借入れ金額、過去の返済履歴

信用情報機関に登録された情報は、各金融機関で共有されます。これらの情報は、クレジットカードを申し込んだり、新たなローンの利用を申請したりしたときなどに、きちんと返済能力があり、社会的に信用できる人物か判断するために利用されています。

ブラックリストに掲載される理由

ブラックリストに掲載される理由としては、次のようなものが挙げられます。

・61日以上または3ヵ月以上の支払い遅延(延滞)があった
・返済不能になり保証契約における保証履行が行われた
・裁判所が破産を宣告した(破産手続き開始の決定がされたものを含む)

最近では、携帯電話やスマホの料金支払いの遅延や未払いが、ブラックリストに掲載される理由になるケースが増えています。

自分がブラックリストに掲載されているか確認する方法

・自分がブラックリストに掲載されているかわからない
・過去に掲載されていたけれど、一定の年月を経て抹消されたか確認したい

上記のような場合、自分で状況を調べることが可能です。信用情報機関には、全国銀行個人信用情報センター(KSC)、株式会社日本信用情報機構(JICC)、株式会社シー・アイ・シー(CIC)の3つの機関があります。この3つのうち、いずれかに開示請求をかけることで、自分がブラックリストに掲載されているかどうか知ることができます。

CICは、スマホやパソコンから申込みや確認ができ、クレジットカード一括払いで1,000円の手数料がかかります。また、郵送や窓口での開示請求も可能です。JICCは、申込みはオンライン上で可能ですが、開示情報は郵送で届きます。KSCの開示請求は郵送のみです。

ブラックリストに載ることで生じるデメリット

ブラックリストに載った場合、ショッピングローンやカーローン、住宅ローンなどの利用に制限がかかります。また、新規でクレジットカードを作ることも難しくなります。ブラックリストに掲載されても、仕事に直接的な影響が出ることはありませんが、金融機関に勤務している場合は影響が懸念されるため注意が必要です。

ブラックリストに掲載されてもカーローンは利用できる?

カーローンには、大きく分けて次の3つの種類があります。

<おもなカーローンの種類>
・銀行系ローン
・ディーラーローン(信販系ローン)
・自社ローン

銀行系ローンは、銀行や信用金庫などの金融機関から借入れを行う形式のローンです。ディーラーローンなどと比較すると金利が安い分、審査はきびしくなっています。

ディーラーローンは、ディーラー(自動車販売店)で車を購入する際に、そのディーラーと提携している保証会社や信販会社が一括で車の代金を支払い、ユーザーは購入した車を担保にして、分割で保証会社や信販会社の購入代金に金利をプラスした金額を返済していく形式のローンです。銀行系ローンよりも審査に通りやすい分、貸付額に制限があったり、金利が高く設定されていたりします。

自社ローンとは、おもに中古車を購入する際に、販売会社が貸主になるローンです。銀行や信販会社といった金融機関を通さないため、ブラックリストに掲載されていても、審査に通る可能性は高くなります。
ただし、自社ローンの場合、金利が高く設定されていたり、利用にあたって保証人をつける必要があったりするなどのデメリットがあります。また、ローンの支払いが終わるまで、名義は販売会社になっているため、会社が倒産した場合には車を差し押さえられる可能性があります。

ブラックリストに掲載されてもカーローンは利用できる?

ブラックリスト掲載者がカーローンを利用するためのポイント

ブラックリストに掲載されている場合、銀行系ローンは利用できないと考えたほうがいいでしょう。ディーラーローンや自社ローンは、可能性はゼロではありません。カーローンの利用を申請する際には、次のようなポイントをクリアして、できるだけ審査に通るように環境を整えましょう。

・料金の滞納をしている場合はまずは完済を!
料金の滞納が原因でブラックリストに掲載された場合は、まずは完済が最優先です。信用情報機関には、滞納状態が続いているのか、すでに支払いをしたかといった情報も掲載されます。

・借入れ額をなるべく抑える
借入れ額が少ないほど審査に通りやすくなるため、価格の安い車や中古車を選んだり、頭金をできるだけ多く準備したりするようにします。

・ブラックリストがリセットされるまで待つ
ブラックリストは、一度掲載されても、一定期間を過ぎればリセットされます。具体的にいつリセットされるのか、確かなデータはありませんが、一般的に5~10年程度が目安となっているようです。

審査通過に不安があるならまずは仮審査を

ローン審査に通らなかったからといって、すぐにほかのローンに申し込むと、金銭的に困窮している可能性が高いと判断され、余計に審査に通りにくくなってしまいます。そのような場合に、上手に活用したいのが「事前審査(仮審査)」のシステムです。仮審査であれば、たとえ審査に落ちても記録に残らないため、落ちることによる不利益を最小限にとどめることができます。

カーリースの審査の際に見られるポイントは?

カーリースとは、自分が乗りたい車をリース会社に購入してもらい、月々支払いをしながらその車を年単位の契約で借りて、マイカー感覚で利用できるサービスです。カーリースにも、カーローンと同じく審査があります。
カーリースの審査基準は会社ごとに異なりますが、カーローンと同じく、年収や勤続年数、債務履歴、不動産などの資産、貯蓄額などは審査の対象になると考えておきましょう。

年収については、高ければ絶対に安心というわけではありません。カーリースは、数年単位で毎月一定の金額を返済するサービスであり、年収の高低よりも、毎月一定の収入が安定的に入ってくる人のほうが信用スコアが高くなります。ただし、年収200万円未満の場合や非正規雇用者の場合は、保証人を立てることを求められる場合があります。保証人を立てる際は、保証人の収入証明書を提出する必要があります。

まずは審査

ブラックリストに掲載されても審査に通る可能性はある

ブラックリストに掲載されている場合でも、ディーラーローンや自社ローンであれば審査に通る可能性はゼロではありません。また、カーリースなら、保証人をつけることで審査に通る可能性があります。審査に通るか不安がある方は、まずは仮審査を申し込んだり、カーリース会社に相談してみたりしましょう。

 

※記事の内容は2019年9月時点の情報で執筆しています。

ラストチャンス
ラストチャンス

カーリースお役立ち記事

人気記事ランキング

注目のキーワード

この記事をシェアする

カテゴリから記事を探す

カーニュース

試乗記

車種カタログ

賢く車に乗る

タグから記事を探す