車を購入する際、多くの方がカーローンを利用します。返済期間は3、5、7年などさまざまな期間から選択可能ですが、どれくらいの期間に設定すべきか迷われる方も少なくありません。
そこで、カーローンにおける返済期間の決め方や決める際の注意点、毎月の返済額を抑えるためのポイントについて解説します。
さらに、カーローンを組まずに新車を手に入れる方法についてもご紹介します。今すぐその詳細を知りたい方はこちらからチェックしてみてください。
- カーローンの返済期間の目安は3~10年、おすすめは5年
- カーローンの返済期間を決める際はライフプランをしっかり立てよう
- カーローンを組まずに月々払いで新車に乗る方法なら初期費用0円でお得
カーローンの返済期間は何年がいい?
カーローンは、車の購入費用を金融機関やディーラーなどから借り入れて、分割で返済していく支払方法のことですが、返済期間をどのくらいに設定したらいいのかわかりにくいものです。そこで、一般的にカーローンの返済期間は何年くらいに設定することが多いのか、また、おすすめの返済期間について解説します。
カーローンの一般的な返済期間は3~10年
カーローンの返済期間は3~10年が一般的です。借入先によって利用できる返済期間が異なり、多くの場合、銀行系カーローンは7~10年まで、ディーラー系カーローンは6~8年までと銀行系のほうが長く設定できる傾向があります。
返済期間を長く設定すると毎月の返済額は少なくなりますが、利息が多くなります。反対に返済期間を短く設定すると毎月の返済額は高くなりますが、利息は少なくなります。
このように、返済期間によって月々の返済額や総返済額に大きな差が生まれます。月々の返済額に無理はないか、収入や維持費とのバランスも考慮して返済期間を決めるようにしましょう。
おすすめの返済期間は5年
カーローンは最短で半年、最長で10~15年まで設定できますが、カーローンの返済期間で最も多いのは5年です。
「おトクにマイカー 定額カルモくん」のカーローンに関する独自調査*では、返済期間を5年に設定している方が最も多く39.7%、次いで3年の方が15.9%という結果が出ており、5年に設定している方が圧倒的に多いことがわかります。
同調査で、返済期間を決めた理由として多かったのは「支払い可能な限度額だから」が40.5%、「月々の支払いを少なくしたいから」が21.4%で、約60%の方が支払額を理由に返済期間を決めています。その支払額は20,000~30,000円と答えた方が55.2%と半数以上でした。
3年という短期間で設定すると月々の返済の負担が大きくなります。一方10年の長期間では、ローンを返済しているあいだに車が故障するなど買替えの必要が出てくる場合があります。また、2回目の車検のタイミングが来るのも5年です。車検費用を負担するよりも新しい車への乗換えを検討したくなるタイミングである、ともいえます。
このようなことからも、3~10年というカーローンの一般的な返済期間の中でも5年に設定する方が多いといえますが、返済期間を決める際は家計の状況や将来のライフプランを踏まえて検討する必要があります。次項以降では、自身に最適な返済期間を選ぶためのポイントを4つに分けて解説しましょう。
*ローンを組んで車の支払いをしている全国の男女378人を対象として2021年8月18日~8月31日に行ったインターネット調査
カーローンの返済期間を決める基準1. 車の買替え時期
カーローンは、その車を使っている期間に完済できるように返済期間を設定するのが理想的です。なぜなら、車の買替え時期にローンの返済が終わっていないと、次に乗る車の費用を支払いながら残っているローンの返済も行わなければならず、経済的な負担が大きくなってしまうからです。
例えば、転勤や子供の誕生など生活に変化があることが予想される場合、車を買い替えることを視野に入れて返済期間を設定する必要があります。
ほかに、車検費用の負担が発生する5年目や7年目の車検前に乗り換える方が多いので、返済期間を決める目安として車検のタイミングを考慮してもいいでしょう。
今後、車を買い替えたいと考えている場合は、その時期までにカーローンの返済が完了しているように設定しておくと安心です。
カーローンの返済期間を決める基準2. 将来の収入や支出との兼ね合い
カーローンの返済期間を設定する際は、将来予想される出費も踏まえて検討することが大切です。将来マイホームを持ちたいと考えている場合は、住宅ローンの返済も加わってくることになります。ほかにも、子供の教育資金など将来予想される出費は事前に算出しておくようにしましょう。
また、家庭の経済状況が変わる可能性も考慮しましょう。特に、転職や退職を控えていたり家族構成に変化があったりなど、一時的に収入が減ることが予想される場合は、余裕を持って月々返済していけるよう返済期間を設定する必要があります。
カーローンの返済期間を決める基準3. 毎月の車関連費用の予算
現在の家計や収入状況を見て、車に割ける予算をあらかじめ決めておくことも重要なポイントです。カーローンの返済を早く終わらせたいばかりに、返済期間を必要以上に短く設定してしまうと、毎月の返済額が増えて家計を圧迫してしまいます。
車を持つとローンの返済だけでなく、駐車場代やガソリン代、税金、車検費用といった維持費が発生します。維持費は車の利用状況にもよりますが軽自動車で年間約35万円、普通車で年間約40万円かかり、目安として月々30,000円前後必要になります。
カーローンの返済額と維持費を合計した金額が、月々家計を圧迫しないかを見極めて計画を立てるようにしましょう。特に車検がある年は出費が増えるため、車に割く予算も多めに設定する必要があります。家計や収入状況とのバランスを考慮して、返済期間を決めるようにしましょう
税金や車検代も月々の支払額に込みにできる新しい乗り方があります。詳しくはこちら
カーローンの返済期間を決める基準4. 繰上返済の可否
繰上返済とは、あらかじめ決めていた返済期間よりも前倒しで借入残高を返済することです。通常は返済期間が長くなるほど利息が多くなるので、前倒しで返済できれば利息を抑えられ、結果的に総支払額を抑えられるといったメリットがあります。
繰上返済には「一部繰上返済」と「全額一括返済」の2種類があります。一部繰上返済は、借入残高の一部のみを前倒しで返済する方法です。残りの返済については、月々の返済額を減らす「返済額軽減型」と返済期間を短縮する「期間短縮型」の2種類があります。
一方、全額一括返済は借入残高を全額前倒しで返済する方法です。まとまった金額が必要ですが、残債がなくなるため支払い終えた時点で返済期間は終了となります。
このように、余裕のあるときに繰上返済を活用することで返済期間を短縮したり、月々の負担を減らしたりすることができるので、将来繰上返済を利用するかどうかも返済期間を決める際に考慮しましょう。
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カーローンの返済期間を決める際の注意点
カーローンの返済期間を決める際には、いくつか注意点があります。後になって困らないよう、注意点はしっかりと押さえておきましょう。
カーローン契約後に返済期間の変更はできない
ローンの返済中、月々の支払いが難しくなってくることもあるでしょう。そのようなときは、返済期間を延ばして、毎月の返済額を減らしたいと考えてしまうものですが、一度決めた返済期間の変更は原則不可能です。
どうしても月々の返済額を減らしたいということであれば、現在のローンを解約して新たにローンを組む「借換え」を行うのが一般的です。
借換えをすると、多くの場合、手数料がかかります。また、契約当時の金利と借換え時の金利が異なることもあるので、改めて料金シミュレーションを行う必要があり、手間も増えるでしょう。途中で借換えをすることにならないように、返済期間には余裕を持たせておくのがおすすめです。
カーローン契約中の売却は残債の一括返済が必要になる
カーローンの契約期間中に車を売却すると、ローンの残債を一括返済する必要が出てきます。
例えば、ローンの返済中、ライフスタイルの変化により車が不要になったり、車の使用目的が変わり別の車に乗り換える必要が出てきたりして、車を売却したいと考えることもあるでしょう。
しかし、カーローン契約中に車を売却したい場合は、その時点でのローンの残債を一括で支払わなければなりません。ローンの残債が売却金額を上回ってしまうと、その分負担も大きくなるため注意が必要です。
そもそも、カーローンのしくみはどうなっているの?
カーローンには、返済方法や金利などによりさまざまな種類があります。カーローンの返済期間を決める際には、それらのしくみを正しく理解し、自身に合ったカーローンを選ぶようにしましょう。
ここからはカーローンのタイプや返済方法、金利について詳しく解説します。
カーローンの2つのタイプ
カーローンには、大きく分けて「フルローン」と「頭金+ローン」の2種類があります。
フルローンは、頭金を用意せず車両代金の全額をローンで支払う方法です。車を購入する場合は、車両代金の一部を頭金として最初に支払うのが一般的ですが、フルローンでは車両代金全額を分割して返済するため、まとまった出費を抑えたい方や、貯金を崩したくない方におすすめの方法です。
一方、頭金+ローンは、最初に頭金を支払って、残りの金額をローンで返済していくという方法です。頭金を多く用意すればするほど借入額を抑えられるため、月々の返済額を減らすことができ、合計で支払う利息も少なくできます。また、頭金を払うことで借入可能額に余裕が生まれて、その分高い車にも手が届きます。
無理なく頭金を用意できる方や、支払総額を抑えたい方、借入可能額より高額な車に乗りたい方にはおすすめの支払い方法です。
カーローンの返済方式によって返済額が異なる
カーローンの返済額は、借入額に利息を足した金額を設定した返済期間で割って算出します。利息は契約時に設定された利率を借入残高に掛けた金額になり、借入残高が減っていくにつれて利息も減っていきます。一方で、返済期間が長くなればなるほど、利息の総額は大きくなります。
また、カーローンの返済方式には、「元利均等返済」と「元金均等返済」の2種類があり、どちらを選ぶかによっても、毎月の返済額は異なります。
元利均等返済
元利均等返済は、元金(借入額)と利息の割合を調節することで月々の返済額を均一にする支払い方法です。返済額が一定というメリットがありますが、借入額が減るのに時間がかかり、結果として利息の総額が高くなる傾向があります。
元金均等返済
元金均等返済は、一定額の元金に利息をプラスした金額を毎月返済していく支払い方法です。利息の額によって毎月の返済額が変わるのが特徴で、返済開始当初から回数を重ねるごとに金額が下がっていきます。
確実に元金を減らしていけるので、利息総額を抑えられるのがメリットです。
カーローンの利息を決める変動金利と固定金利
利息の金額を決める金利には、「変動金利」と「固定金利」の2種類があります。
変動金利
変動金利は、世の中の経済状況に合わせて利率が変わるのが特徴で、景気が良くなるとそれに伴い金利が上がるので、月々の返済額も跳ね上がるリスクがあります。
固定金利
固定金利では、契約時に決めた期間中は一定の利率が適用されます。そのため、景気が下降気味となり金利相場が下がった場合でも、相場に比べて高めの金利を払い続けなくてはならないというデメリットがあります。
返済期間を長くする以外にもある?月々の負担を抑える方法
ライフステージの変化によって、毎月の支出額も変わっていきます。将来、病気や事故で急な出費を強いられる可能性も十分に考えられるでしょう。
この先、何が起きるかわからないことを前提に考えると、カーローンの月々の返済額はできるだけ減らしておきたいものです。ここでは、返済期間を長くすること以外にできる月々の負担を抑える方法をご紹介します。
繰上返済を利用する
月々の返済とは別にローン残高を返済する繰上返済には、「返済額軽減型」と「期間短縮型」の2種類があります。毎月の返済額を減らしたい場合は、返済額軽減型を選ぶといいでしょう。
返済額軽減型は、期間短縮型に比べて利息は大きくなりますが、毎月の返済額を下げることができるため、家計への負担を軽減させることができます。
一方の期間短縮型は、返済期間を短くできるため、その分、支払う利息を少なくすることができます。月々の返済額を増やしても家計に負担がかからないくらいの余裕ができた際には、検討してみることをおすすめします。
頭金を多めに用意する
頭金を多く用意すればするほど借入金額を少なくできるため、月々の返済額を抑えることができます。家計に余裕がある場合は、頭金を多く用意して借入額を抑えておくといいでしょう。
例えば、200万円の車を購入する場合、200万円すべてをローンで借りるよりも、50万円の頭金を用意して残りの150万円を借りるほうが月々の返済額も少なくでき、利息の支払額も小さくなります。
車のサブスクを利用する
車を利用する手段として、ローンを組んで車を購入するのではなく、車のサブスクリプションサービスを活用するという方法もあります。
車のサブスクは、毎月一定の金額を支払いながら車を借りるサービスのことです。月額料金に車両代金や各種税金などが含まれており、ローンを組む必要がなく、初期費用も不要で気軽に新車に乗れるため、今人気が高まっています。
頭金なし、ボーナス払いもなしのサブスクなら、まとまった出費に悩まされることもなく、家計をコントロールしやすい点もメリットです。月々の支払額を抑えて車に乗りたい方に、非常におすすめの方法といえるでしょう。
カーローンを組まずに毎月払いでお得に車を持つ方法
ローンを組まずに新車を持つ新しい方法として車のサブスクをご紹介しましたが、サブスクの特徴はそれだけではありません。手が届かなかった車に乗れるようになったり、プランにより契約満了時に車をもらえたりといった多くのメリットがあります。
サブスクの中でも特におすすめなのが定額カルモくんです。定額カルモくんは、顧客対応満足度98.9%*と高い評価を得ており、サブスクが初めての方でも安心のサービス設計が特徴です。詳しくご紹介しましょう。
*2019年12月~2021年6月までの定額カルモくんご契約者様504名を対象としたアンケート
業界最安水準の月額10,000円台から自分の好きな新車に乗れる
先述の調査結果では、カーローンの返済額として月々20,000~30,000円を払っている方が半数以上でしたが、定額カルモくんなら、初期費用が不要で月額10,000円台から好きな新車に乗れます。業界最安水準の月額料金には税金や自賠責保険料なども含まれています。
返済期間の短いカーローンと違い、定額カルモくんは契約期間を11年まで設定でき、金利の負担もないため、お得な月額料金を実現しているのです。
また、メンテナンスプランに加入すると車検費用を月額料金に含めることもできます。例えば、ダイハツ「ミライース」なら月々 12,710 円から、車検代を込みにしても月々16,050円から乗れます。
カーローンの場合、車検費用や毎年の税金の支払いなどで月によって車にかかる費用が一定ではありませんが、定額カルモくんなら月額料金が一定で家計の管理がぐっと楽になります。
気になる車にいくらで乗れるかは、下のバナーからチェックできます。新車一覧の中から欲しい車を選択すると、契約年数やボディカラーなどを細かく選んで何度でも料金シミュレーションができるので気軽に確認してみましょう。
車をもらえるからマイカーと同じように気楽に乗れる
車のサブスクでは、基本的に契約期間が終了すると車を返却する必要があります。しかし、定額カルモくんなら「もらえるオプション」をつけることで契約満了時に車をそのままもらえます。
もらえるオプションは7年以上の契約時、月額料金にワンコインの500円で追加できます。走行距離や傷・汚れなどを気にせずにマイカーのように使えるだけでなく、カスタマイズも楽しむことができます。
車のサブスクのしくみや料金のことなど不明点がある場合は、「マイカーコンシェルジュ」に相談できるサービスがあるのでぜひ利用してみましょう。契約前から何度でも無料で電話やLINE、メールで相談でき、安心して乗り始められます。下のバナーから気軽に問い合わせてみてはいかがでしょうか。
〈ほかにもたくさんある定額カルモくんのメリット〉
・国産メーカーの全車種、全グレードを取り扱っているから好きな車を選べる
・車のサブスクでは通常、返却時に車体の傷などに対して原状回復義務があるが、メンテナンスプランに加入すれば原状回復費用が補償される
・残価精算がなく最後まで安心して乗り続けられる
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このようにうれしいメリットが多い定額カルモくんには、「お試し審査」のサービスがあります。車のサブスクを利用する際には審査がありますが、お試し審査なら契約したい車が明確に決まっていなくても、定額カルモくんを利用できるか簡単にチェックできます。
審査に通っても契約にはならず、キャンセルもできます。また、審査後に審査に通る範囲で最適な車種を紹介してもらえるため、車種選びやサブスクの利用を迷っている方も安心です。まずはお気軽に確かめてみましょう。
カーローンの返済期間に悩むより新しい乗り方でお得なカーライフを始めよう
カーローンの返済期間を決める際は、月々の返済額や車の利用期間を考慮して慎重に検討する必要があります。急な出費が重なり、毎月のローンの返済がきびしくなったとしても、最初に決めた返済期間は原則変更できないため、途中で返済額を下げることは難しいでしょう。
今話題の車のサブスクなら、初期費用不要で定額料金だけで好きな新車に乗り始められます。中でも業界最安水準の月額料金で利用できる定額カルモくんなら、1~11年のあいだで1年単位の契約が可能なので、ライフスタイルに合わせて契約期間を設定できます。
定額カルモくんは、利用者の口コミでも「定額で安心して車を入手できるシステム」「初めての利用者にもわかりやすくスムーズ」など高い評価を得ています。車のサブスクが初めてという方もぜひチェックしてみましょう。
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よくある質問
Q1:カーローンの返済期間、おすすめは何年?
A:5年がおすすめです。5年は月々の返済額として支払い可能な限度額である場合が多く、かつ買替えにも適したタイミングといえます。ただし、家計の状況やライフプランと、月々の返済額や総返済額とのバランスをしっかり考慮して、自身に合った返済期間を設定しましょう。
Q2:返済期間を長くする以外にカーローンの月々の返済額を減らす方法は?
A:頭金を多く用意すればするほど借入額を少なくできるため、月々の返済額を抑えることができます。また、繰上返済でローン残高を減らすことにより、月々の返済額を少なくすることも可能です。
Q3:カーローンを組まずに新車に乗る方法があるって本当?
A:車を利用する手段として、ローンを組んで車を購入するのではなく、車のサブスクを活用するという方法もあります。初期費用がかからない上に金利もなく、月々の支払額は一定でボーナス払いなどもないため、家計を管理しやすいでしょう。
※この記事は2021年12月の情報で制作しています