車のローンを組むのに、自身の年収でいくらの借入れができるか不安な方は多いのではないでしょうか。ローンを組む場合、車体価格のほかに利息や初期費用、維持費などがかかるため、契約前に入念にローンの返済を含めた資金計画を立てる必要があります。
そこで年収別に毎月の返済額をシミュレーションしながら、ローンの組み方などを解説します。また、初期費用がかからず毎月定額で新車に乗れるカーリースも紹介します。
自身の年収で車のローンを返済できるか不安な方は、初期費用がかからず月々10,000円台から新車に乗れる方法をチェック!
- 車のローン返済額は年収の25~35%が目安
- ローン購入では車体価格のほかに利息や初期費用などがかかる
- ローン審査が心配なら初期費用なしで利用できるカーリースがおすすめ
車のローン借入上限は年収の30〜40%、返済比率は25~35%が目安
車のローンを組むときに目安となるものとして、「借入上限額」と「返済比率」があります。ここでは、それぞれの特徴を紹介します。
●借入上限額
車のローンを組む際、自身の年収から算出する借入額の上限を「借入上限額」といい、年収の30~40%が目安となります。
●返済比率
年収のうちローンの返済額が占める割合のことを「返済比率」といい、年収の25~35%が目安とされています。なお返済比率は、車以外の借入れも含めた場合、その合計額から算出します。
これらの目安を基に、年収別に借入可能額と年間の返済額の目安をまとめました。ローンを組む際の参考にしましょう。
〈年収別のローン返済額の目安〉
年収 | 借入可能額 (年収の30〜40%) | 年間の返済額 (年収の25〜35%) |
---|---|---|
200万円 | 60〜80万円 | 50〜70万円 |
250万円 | 75〜100万円 | 63〜88万円 |
300万円 | 90〜120万円 | 75〜105万円 |
350万円 | 105〜140万円 | 88~123万円 |
400万円 | 120〜160万円 | 100〜140万円 |
450万円 | 135~180万円 | 113~158万円 |
500万円 | 150〜200万円 | 125〜175万円 |
550万円 | 165〜220万円 | 138~193万円 |
600万円 | 180〜240万円 | 150~210万円 |
650万円 | 195~260万円 | 163~228万円 |
700万円 | 210〜280万円 | 175~245万円 |
750万円 | 225〜300万円 | 188~263万円 |
借入可能額を把握したものの、ローンの返済ができるか不安な方は、毎月の支払いを抑えられるカーリースがおすすめです。さらにカーリースの定額カルモくんには、審査に通過できるか試せる「お試し審査」があります。詳しくは、こちらをチェックしてみましょう!
年収別に月々のローンの返済額をチェック!
ローンを組む際、月々の返済額も事前に把握しておく必要があります。そこで年収300~500万円での月々の返済額を算出してみましょう。なお、無理なく返せる金額を把握するには社会保険料や税金を差し引いた手取り額で見比べるのがポイントです。
ここでは年収別に金利3%と5%にて、返済比率30%でシミュレーションしています。
年収300万円の返済額シミュレーション
年収300万円では、借入可能額が90〜120万円、年間の返済額は90万円が目安となります。では、3年、5年、7年でローンを組んだ場合、月々の返済額はいくらになるでしょうか。
〈年収300万円のローン返済額の目安〉
月々の返済額 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
ローン年数 | 3年 | 5年 | 7年 | |||
金利 | 3% | 5% | 3% | 5% | 3% | 5% |
90万円 | 26,173円 | 26,973円 | 16,171円 | 16,984円 | 11,891円 | 12,720円 |
110万円 | 31,989円 | 32,967円 | 19,765円 | 20,758円 | 14,534円 | 15,547円 |
120万円 | 34,897円 | 35,965円 | 21,562円 | 22,645円 | 15,855円 | 16,960円 |
90〜120万円で購入できるのは、軽自動車やコンパクトカーのベースグレードが多いです。具体的に、約90万円で購入できる車にはダイハツ「ミライース」やスズキ「アルト」、約110万円ならスズキ「ワゴンR」やダイハツ「ミラ トコット」、約120万円には日産「マーチ」やダイハツ「ブーン」などがあります。
また、90万円や110万円といった価格帯で車を探す場合、中古車の購入も選択肢に入るでしょう。中古車であれば、紹介した車種より豊富な選択肢から選べることもあります。
ローンを組むと月々の返済に加えて車の維持費がかかります。一方、カーリースなら車検費用などの維持費を定額料金に含めて、安いリース料で利用できます。月々10,000円台から乗れる人気車種が気になる方は、こちらをチェック!
年収400万円の返済額シミュレーション
年収400万円では、借入可能額が120〜160万円、年間の返済額は120万円が目安となります。年収300万円の場合より借入額が上がることで、選べる車種の幅が広がります。
月々の返済額 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
ローン年数 | 3年 | 5年 | 7年 | |||
金利 | 3% | 5% | 3% | 5% | 3% | 5% |
120万円 | 34,897円 | 35,965円 | 21,562円 | 22,645円 | 15,855円 | 16,960円 |
140万円 | 40,713円 | 41,959円 | 25,156円 | 26,419円 | 18,498円 | 19,787円 |
160万円 | 46,529円 | 47,953円 | 28,749円 | 30,193円 | 21,141円 | 22,614円 |
この価格帯では軽自動車やSUVのベースグレードなどが多く、約120万円で購入できる車にはダイハツ「ムーヴ」や「タント」、約140万円ならスズキ「スペーシア」や「イグニス」があり、ホンダ「N-BOX」やマツダ「フレアワゴン」には約160万円で乗れます。
返済期間を3年間にすると、毎月の返済額は40,000円前後となります。一方、5年や7年に設定すれば、月々15,000〜30,000円程度の返済となり、家計を圧迫せずに返済できる方も多いのではないでしょうか。
車のローンを組むと、頭金や利息の負担なども必要です。しかしカーリースなら初期費用がかからず、定額で利用できるので、家計に優しいサービスといえるでしょう。月々20,000円台から人気車種に乗りたい方は、こちらのバナーから見てみましょう!
年収500万円の返済額シミュレーション
年収500万円の場合、借入可能額が150〜200万円、年間の返済額は150万円が目安です。年収500万円だと、持てる車のグレードも上がります。
月々の返済額 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
ローン年数 | 3年 | 5年 | 7年 | |||
金利 | 3% | 5% | 3% | 5% | 3% | 5% |
150万円 | 43,621円 | 44,956円 | 26,953円 | 28,306円 | 19,819円 | 21,200円 |
180万円 | 52,346円 | 53,947円 | 32,343円 | 33,968円 | 23,783円 | 25,441円 |
200万円 | 58,162円 | 59,941円 | 35,937円 | 37,742円 | 26,426円 | 28,267円 |
いずれもベースグレードの価格帯で、約150万円にはマツダ「フレアクロスオーバー」や日産「ルークス」、約180万円ならダイハツ「トール」やトヨタ「ライズ」、約200万円にはトヨタ「プリウス」や「アクア」などの人気車種があります。
この価格帯ではファミリー向けの車が多く、中には将来的に住宅の購入費や子供の教育費がかかるという方もいるでしょう。そのため、今後のライフイベントに必要な出費などを考慮した上で、車種を決めることをおすすめします。
カーリースならローンを組むより比較的毎月の支払額を抑えながら利用できるので、希望の車種に乗れる可能性が高まります。定額カルモくんなら月々30,000円台から好きな新車を選んで乗ることができます!
ローンで車を購入する場合、車体価格のほかにどんな費用がかかるの?
車を購入すると、初期費用や車の維持費などさまざまな費用が発生します。ここでは、車体価格以外にかかる費用について解説します。
ローンの利息と頭金
ローンの借入れには金利がかかり、利率に応じて利息を支払う必要があります。金利は借入先によって異なり、ディーラーローンを組む場合は、4~8%と利率が高くなる傾向にあります。一方、銀行系ローンでは1~2%と低くなる場合が多いです。
さらに、ローンを組む際、頭金を支払うことで、借入額が少なくなり、返済額を抑えることにつながります。
オプション料金
車を購入する際、車の搭載設備などのオプションをつけると、価格が大幅に上がる可能性があるため注意が必要です。そのため、走行の安全性や利便性を考慮しながら、必要な機能を検討しましょう。
税金
車を購入すると自動車税(種別割)や自動車重量税といった税金がかかります。なお、毎年納税の義務がある自動車税(種別割)は、所有する車の排気量によって異なり、新車登録が2019年10月1日以降の場合、1.5L超~2.0L以下の場合で年間36,000円となります。
さらに、購入時には、車体価格やオプション料金に消費税がかかるほか、環境性能割という税金も発生します。環境性能割は燃費性能によって課税され、普通車は0~3%、軽自動車は0~2%が目安です。
保険料
保険には自賠責保険と任意保険の2種類があり、車の購入時には加入が必須の自賠責保険料が必要です。任意保険は自由ですが、加入しておくと安心です。自賠責保険の補償は相手方を死傷させた場合の補償となりますが、任意保険に入っておけば、搭乗者の身体や、相手方と自身の車・物などに対する補償がつきます。
その他の費用
購入した車の納車費用のほか、車庫証明書発行費用、検査登録費用などを支払う必要があります。購入後は、車検の法定費用や車検基本料、部品交換代金などがかかります。そして希望のナンバーを設定したいときの手続きなどをディーラーに依頼する際は、代行費用が発生することもあります。
さらに新しい車に乗り換える場合は、車の廃棄にかかるリサイクル費用が必要です。
このように、車を購入するとさまざまな費用がかかります。しかし定額カルモくんなら頭金が不要で、税金や保険料を定額料金に含めて新車に乗れます!
車のローンには審査がある
ローンを組んで車を購入する際は、審査に通過する必要があります。審査では、年収や過去の支払履歴などから契約者の返済能力がチェックされます。ここでは、審査のポイントなどを解説します。
雇用形態
雇用形態などの属性は審査の大きなポイントです。公務員や正社員であれば収入が安定しているとみなされ、審査に有利となります。しかし、自営業者やフリーターは収入が不安定とみなされて審査が不利になることが多いです。
年収や勤続年数
明確な基準はありませんが、年収200万円以上であることが審査通過の基準といわれています。そのほかに、毎月の返済額や他社からの借入状況なども審査の判断材料となります。
また、勤続年数が長いほど返済能力があるとみなされます。例えば3年以上同じ企業で働いていれば、審査が有利になることが多いです。勤続年数が1年未満の場合は、最低でも1年以上が経過してからローンを組むことをおすすめします。
ローン返済の有無
すでに住宅ローンや子供の教育ローンなどを組んでいる場合は、その借入額や返済状況なども審査に影響します。そのため、審査前に借入状況を確認して、返済残高を少なくしておくことが大切です。
返済トラブルや事故情報
審査では、カードローンなどの返済や税金、携帯電話料金などの滞納履歴も確認されます。遅延や未納などがある場合は、審査で不利になる可能性が高くなります。特に債務整理や自己破産などの経験がある方は注意が必要です。
もし支払いが遅延しているものがあれば解消してから審査に申し込みましょう。
欲しい車が年収と見合わない場合はどうする?
ローンを組む際、自身の収入に見合った無理のない返済計画を立てることが大切です。ここでは、欲しい車種の金額と年収が見合わない場合はどうすればいいのか、見ていきましょう。
頭金を貯める
契約時に頭金を支払うことでローンの借入額を減らすことができ、審査にも通過しやすくなります。そして借入額を減らすことは、利息を抑えることにもつながります。
中古車の購入を検討する
欲しい車種を中古で購入する方法もあります。走行距離や年式にもよりますが、中古車なら年収に見合った金額で憧れの車種が手に入る可能性があります。しかし、新車に比べると故障のリスクが高いため、希望の車種で安全に長く乗れるかどうかはわからないということは覚えておきましょう。
カーリースを利用する
同じ車種で比較した場合、カーリースならローンを組むより安い月額料金で希望の車種に乗れることが多いです。さらに月額料金に税金や保険料、車検費用の一部が含まれるので家計の管理が簡単にできます。
定額カルモくんなら、国産車種の全グレードの中から新車を選ぶことができます。欲しい車の月々のリース料金が気になる方はこちらをチェック!
ローン審査が心配なら、初期費用なしのカーリースがおすすめ!
ローンを組んでも返済額や初期費用などで家計が圧迫されそうな場合は、初期費用がかからず、毎月費用を抑えながら定額で新車に乗れるカーリースがおすすめです。一般的には、カーリースを利用したほうが、カーローンより月々の支払いを抑えられる傾向にあります。ここでは、カーリースのメリットを見ていきましょう。
頭金や初期費用がかからない
カーリースでは、基本的に初期費用や納車費用などが発生せず、貯金がなくても新車に乗れます。そのため、通勤や子育て、介護といった事情で急に車が必要な場合などには最適なサービスです。
維持費や税金、保険料などが月額料金に含まれる
カーリースでは、月額料金に自動車税(種別割)や自賠責保険料のほか、車検費用などのメンテナンス費用の一部を含められることが多く、突発的な出費の心配がありません。月々発生する維持費は、月額料金とガソリン代、必要に応じて駐車場代程度となることもあります。
そのため、カーリースを利用すれば、車の出費によって生活費を必要以上に切り詰めることもありません。定額カルモくんなら、貯金がなくても好きな新車に乗れておすすめです!
ライフプランに合わせて新車に乗れる定額カルモくんの魅力とは?
カーリースの定額カルモくんでは契約期間を1年から11年まで1年単位で自由に設定できます。そして、月額10,000円台から新車に乗れるなど、個人向けのカーリースとしては国内トップクラスの安さを誇ります。ここでは、定額カルモくんの特徴を紹介します。
コストパフォーマンスに優れている
定額カルモくんは、週1回以上運転するファイナンシャルプランナーやディーラー勤務者を対象に実施した調査で「コストパフォーマンスの高さ(1)」「充実のサポート(2)」「納得価格(3)」の観点から3冠を獲得(※)しました。このように、安さだけでなく安心して車に乗れるサポートが充実しています。
※調査方法:インターネット調査 調査期間:2021年2月12日~15日 調査概要:カーリース10社を対象にしたイメージ調査 調査対象:男女、全国、18~69 歳、運転免許保有、(1)(2)週1回以上運転するファイナンシャルプランナー176s、(3)カーディーラー勤務者297s 調査実施:株式会社ショッパーズアイ 比較対象企業:「カーリース」Google 検索9社(2021年1月29日10 時時点) 広告、まとめサイトなどを除く
メンテナンス費用を月々の定額料金に含められる
定額カルモくんでは、自賠責保険料や各種税金が定額料金に含まれるほか、メンテナンスプランに入れば車の維持費も定額にできます。メンテナンスプランには、契約満了時の車の原状回復費用補償がついたプランなど、複数の種類があるので、用途やニーズに合わせて利用できます。
月々500円プラスすれば車がもらえる
月額料金に500円プラスして「もらえるオプション」に加入すれば、契約満了時にそのまま車がもらえます。さらに契約満了時の原状回復の必要がなくなるので、残価精算による差額の請求が発生する心配もありません。
カーリースには審査がありますが、手続きがネットで完結するなど、ローンより簡単に受けられることが多いです。定額カルモくんなら5分程度で審査申込みができるので、まずは受けてみてはいかがでしょうか?
自身のライフスタイルに合わせて憧れの車を手に入れよう
ローンで車の購入を検討するなら、自身の年収や返済額を基に、無理なく返済できるのかを事前に検討する必要があります。購入が難しい場合は、月々安い料金から新車に乗れるカーリースを検討してみましょう。
よくある質問
Q1:車のローンを組む場合、年収に対してどのくらい借入れできるの?
A:車のローンの借入上限額は年収の30~40%が目安です。また、年収に占めるローンの年間返済額のことを返済比率といい、25~35%が目安とされています。ローンで車を買うなら、借入上限額と返済額を把握して事前に返済計画を立てておくことが大切です。
Q2:年収が低くても車のローンは組めるの?
A:車のローン審査では、年収200万円以上であることが通過の目安といわれています。そのほかに、借入先の審査基準や信用情報を基に返済能力があるかどうかがチェックされます。そのため年収が低くても、審査基準を満たせばローンを組めます。
Q3:車のローンとカーリース、どっちがお得なの?
A:カーリースでは初期費用がかからず、ローンより月々の支払いを抑えられます。さらに各種税金や保険料などが定額料金に含まれるほか、プランによっては車の維持費も定額にできるので、家計の管理がしやすいのが特徴です。
※記事の内容は2021年6月の情報で制作しています。