車を買いたいと思うタイミングは人さまざまです。免許を取った、新社会人になった、家族が増えた……など、いろいろな理由があるでしょう。しかし、初めて車を買うとなると、どうすればいいのか不安を感じる方もいるかもしれません。そこで、車の購入を検討中の方に向けて、予算の立て方や購入の手順について解説します。
- 車を買う際には車両本体価格のほかに、税金や保険料などの初期費用がかかる
- 購入予算や支払方法を決めてから本格的な車選びへ進むのが大切
- 買いたい車があっても購入が難しいならカーリースという方法もある
車を買う手順を確認しておこう
車を買う際には、きちんと手順を踏んで準備を進めることが大切です。初めに、車を購入する際の流れを確認しましょう。
〈車購入の流れ〉
車を買いたいと思ったらまず予算を立てよう!
車を買いたいと思ったときに、予算を決めないまま車種を選ぼうとすると、どんどん金額が膨らんでしまいがちです。まずは家計の負担となりすぎない範囲で、車の購入にあてる予算を決めましょう。車両本体価格だけでなく、車を所有するにはさまざまな経費がかかります。それらを具体的に把握することから始めましょう。
車を買うために必要な費用は?
車を購入する場合、車両本体価格のほかに、各種税金や登録費用、車庫証明費用、納車費用といった初期費用が発生します。それぞれの金額は購入する車種などによっても異なりますが、初期費用の目安としては車両本体価格の10%程度が必要になると考えておきましょう。
車の維持費も必要!
車を所有するためには、維持費がかかるということも忘れてはいけません。具体的には、次のような保険料や税金、諸費用が発生します。
〈車を所有することでかかる費用〉
- 自賠責保険料
- 任意保険料(自動車保険料)
- 車検点検料
- 法定点検費用
- 自動車重量税
- 燃料代
- 駐車場代など
また、車をローンで購入した場合は、ローン金利もかかります。
保険料と税金は購入先を問わず、同じ金額です。しかし、整備費用や燃料代は車の乗り方や使用頻度、走行距離などによっても変わってきます。車の乗り方によっては、維持費だけでも年間でトータル数十万円となるケースも珍しくありません。
車両本体価格だけに注目するのではなく、購入後のカーライフでどれくらいの維持費が必要になるのか、シミュレーションして予算を立てることが大切です。
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ボディタイプ別に新車の価格相場を知っておこう!
車両本体価格は、ボディタイプや車種によって異なり、価格帯も非常に幅広くなっています。目当てのボディタイプはいくらくらいなのか、相場を確認しておきましょう。以下は、その大まかな相場です。
〈ボディタイプ別の新車価格の相場〉
ボディタイプ | 新車価格の相場 |
---|---|
軽自動車 | 100万~200万円程度 |
コンパクトカー | 150万~300万円程度 |
SUV | 200万~500万円程度 |
ミニバン | 200万~700万円程度 |
とにかく予算を抑えたいのであれば、新車でも100万円から購入できる軽自動車を検討してみてはいかがでしょうか。ただし、オプションを追加したりグレードを上げたりすると、その分、車両本体価格も高くなります。
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買いたい車種なら中古車でも!
購入予算と欲しい車種を照らし合わせてみて、どうしても新車価格には手が届かないということもあります。その場合は、中古車での購入を検討してみてはいかがでしょうか。どうしても乗りたい車種であれば、中古車で良いものに出会えるかもしれません。
中古車購入のメリット
中古車購入のメリットは、やはり価格を抑えられるという点です。中古車なら、新車よりもかなり安く購入できます。
また、中古車の中には、「新古車」と呼ばれる新車同然のものもあります。新古車は、一度ナンバーを取得したものの、ほとんど使われずに売りに出された車です。欲しい車の新古車が必ず見つかるわけではありませんが、チェックしてみる価値はあります。
中古車購入のデメリット
中古車の中には、状態が悪いものも存在します。安ければ安いほど、それなりの不具合が生じる可能性があると考えていいでしょう。安いからといって状態の悪い車を購入すると、メンテナンス費用がかさみ、結局は維持費が高くついてしまい、リスクもあります。長く乗れる中古車を選ぶには、走行距離が長すぎず、年式が比較的新しいものを選びましょう。
中古車を選ぶなら、取扱台数業界最大級*の「おトクにマイカー 定額カルモくん 中古車」もおすすめです。定額カルモくんではさまざまな車を扱っていますが、比較的新しい車をお探しの方におすすめの「高年式」車両も各種取り揃えています。
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車を買うにはローンか一括払いかを考える
大まかな予算を立てたら、支払方法も決めておきたいところです。車の購入代金の支払方法には、大きく分けてローン(分割払い)と一括払いの2つがあります。それぞれの支払方法の特徴や家計の状況を踏まえて、自分に合った支払方法を選びましょう。
ローン(分割払い)のメリット
ローンならではのメリットは、貯蓄を一気に使う必要がないという点です。一度に大きな出費をしないで済む分、車以外でお金が必要となった場合に備えることができます。
また、現時点で車を一括払いで購入するだけの貯蓄がなくても、ローンなら返済計画を立てた上で購入できます。さらに、予算よりも少し背伸びした価格帯の車種も視野に入れて検討することができるでしょう。
一括払いのメリット
一括払いで購入する最大のメリットが、金利手数料を支払う必要がないことです。ローンで購入の場合、金利負担が高くなるケースもあるため、本来の車両価格よりも大幅に出費がかさんでしまうことがあります。貯蓄に余裕があれば、一括払いで買ってしまったほうが支払総額を抑えることができます。
購入予算を立てたら車選びへ!
購入予算や支払方法が決まったら、本格的に車選びを始めましょう。ここからは、車選びから納車まで、車の購入手順をご紹介します。
予算や目的に合った車を探す
欲しい車種が決まらないときは、車のおもな用途や、必要だと思う機能を考えてみましょう。条件に合った車種をチェックすることで、必要な乗車定員、荷物の積載量などもわかり、候補がしぼれてくるはずです。
また一般的に、車のグレードが高いほどオプションも充実しています。しかし、グレードが高いからといって必ずしも自分に必要なオプションがついているとは限りません。各グレードのオプションの違いも確認することをおすすめします。
実際に店舗に行って車を見て試乗する
候補の車が決まったら、ディーラーや自動車販売店へ行き、実際に車を見たり、試乗したりしてみましょう。実際の乗り心地やサイズ感は、写真やイメージと大きく異なることもあるため、できるだけ試乗しておきたいところです。試乗は予約制となっている店舗も多く、また試乗サービスのない場合もあるので、試乗できるかどうかの事前確認や問い合わせ、申込みをしておきましょう。
見積りを取って契約をする
納得して購入したい車が決まったら、見積りを出してもらいましょう。いくつかの車種や店舗で決めかねている場合は、それぞれの車種や店舗で見積りを出してもらい、比較検討します。
最終的な購入先を決めたら、本契約に進み、支払方法を選択します。ローンを利用する場合は、ローン審査が必要となります。審査に通過したら、ローン契約を結びます。
また、車を購入する際は、購入する車種や条件に応じて、印鑑証明書や住民票などの各種書類が必要となります。ディーラーや店舗の担当者の指示に従って、手続きを進めましょう。
納車までに車庫証明書の準備をする
納車までには、一般的に1~3週間かかります。人気の車種だと、1ヵ月程度かかることも珍しくありません。
普通車を購入した場合は、納車を待つあいだに車庫証明書の発行手続きを行いましょう。車庫証明書は、管轄の警察署に申請します。また、賃貸の駐車場や月極駐車場を利用する場合は、管理会社が発行する使用承諾書や賃貸契約書の提出が求められるため、こちらも早めに用意することをおすすめします。
なお、軽自動車を購入する場合は、地域によって車庫証明書は不要です。
納車時には確認作業を
納車されたら、車の状態に異常がないか、外装・内装ともに傷や汚れがないかなどを確認します。また、オプションの装備や車検証の記載内容なども、契約内容と照らし合わせながら間違いがないかどうか、納車時に確認しましょう。もし問題点や不明点があれば、すぐに購入先へ伝え、確認しましょう。
買いたい車があっても購入が難しい場合は?
ここまで、車を購入する際のポイントについて解説してきました。しかし、買いたい車があっても、費用などの理由から購入が難しいということもあるかもしれません。もっと安く車に乗りたい方や、貯蓄を取り崩さずに今すぐ車に乗りたいという方もいるでしょう。そうした場合は、カーリースを利用するという方法もあります。
カーリースとは、利用者が乗りたい車をカーリース会社が代わりに購入して、中長期的に貸し出してくれる車のサブスクリプション・サービスです。車の新しい乗り方として、世代にかかわらず利用者が増えています。負担を抑えて好きな車に乗りたいという方にはおすすめです。
カーリースなら定額カルモくんをチェック!
負担を抑えて車に乗りたい方にはカーリースがおすすめですが、中でもカーリースの定額カルモくんは、頭金なし、ボーナス払いなし、契約満了時の精算も不要の業界最安水準*のカーリースとして多くの方に選ばれています。各種税金や自賠責保険料、登録諸費用もコミコミの定額料金なので、初期費用がかからない上、さらに月額10,000円台からとリーズナブルな値段で新車に乗れます。
*文末の制作日における調査結果に基づく。調査概要はコンテンツポリシー参照
選べる新車は国産全メーカーのすべての車種から!
定額カルモくんでは、国産メーカーのすべての車種・グレードを取り揃えています。初期費用がかからない分、グレードアップやオプション追加に費用をまわすのもいいでしょう。
実際に定額カルモくんではいくらで乗れるのか、見ていきましょう。
●ダイハツ「ミライース」は月額 12,820 円から乗れる
●ホンダ「N-BOX」は月額 19,310 円から乗れる
●ダイハツ「ムーヴキャンバス」は月額 20,300 円から乗れる
7年以上の契約で走行距離が無制限になる
カーリースでは返却時の車の価値を下げないために、走行距離制限を設けるのが一般的です。しかし定額カルモくんでは、7年以上の契約で走行距離が無制限になります。毎日の通勤や買い物はもちろん、休日のドライブでも距離を気にすることなく、気軽に車で出掛けられます。
契約満了時に車が自分のものになる
7年以上の契約で月額500円の「もらえるオプション」を利用すれば、契約満了時に車をそのままもらえます。返却しないので、車のカスタマイズも可能です。乗り慣れた車に長く乗り続けたい方には、おすすめのオプションサービスです。
定額カルモくんなら中古車もカーリースで乗れる
定額カルモくんでは、新車カーリースだけでなく中古車カーリースも提供しています。格安中古車リースの中には、取り扱う車種を限定しているところもありますが、「定額カルモくん 中古車」は、取扱台数業界最大級*を誇る豊富な在庫の中から自由に選べます。
こだわりの車種やグレード選びはもちろん、新車では手に入らない人気の旧型モデルと出会える可能もあります。完全定額の月額料金には各種税金のほか自賠責保険料、各種手数料が含まれている上、頭金なし、ボーナス払いなしで初期費用がかかりません。
さらに、定額カルモくん 中古車はすべての車に走行距離制限がありません。また、中古車でも安心の故障保証1年付き、車検2年付きでの納車となります。
また、メンテナンスプランをつければそのまま車をもらうこともできます。
*ネット専業の個人向け中古カーリース業界において(2019年10月自社調べ)
車の購入は車両価格以外の出費も考慮して検討を!
車を所有すると、購入時には初期費用がかかる上、購入後もさまざまな維持費用が発生します。そのため、買った後の出費についても考慮して、予算を立てなくてはなりません。そうすると買いたい車が購入できなくなるという場合は、カーリースのようにお得に車に乗れる方法も検討してみましょう。
月額料金に税金や保険料、登録諸費用などが含まれているカーリースなら、初期費用を別途用意することなく新車に乗ることができます。中でも定額カルモくんなら、国産全メーカーすべての車種・グレードの中から、予算に合わせた新車を選ぶことができます。負担を抑えて欲しい車に乗りたい方には、おすすめです。なお、定額カルモくんでは、中古車リースも利用できます。
よくある質問
Q1:車を買うには、まずどうしたらいい?
A:まず予算を決めましょう。家計の負担になりすぎない範囲で、購入予算を検討していきます。車両本体価格だけでなく、各種税金や登録費用、車庫証明費用、納車費用といった初期費用、また車を所有するには保険料や税金といったさまざまな維持費がかかります。それらを具体的に把握することから始めましょう。
Q2:車を買うときの手順や手続きとは?
A:購入予算や支払方法(一括払いかローンか)を決めたら、車の用途や必要な機能など条件に合った車種を選びます。候補が決まったら、ディーラーや自動車販売店へ行き、実際に車を見て試乗しましょう。納得できたら複数の店舗で見積りを出してもらい、比較検討します。購入先を決めたら、契約して支払いを済ませ、納車を待ちます。
Q3:購入以外に負担を抑えて車に乗る方法は?
A:カーリースを利用すれば、毎月定額の料金で車に乗れます。月額料金には税金や保険料、登録諸費用が含まれていることが多いので、初期費用は不要です。定額カルモくんなら、国産全メーカーのすべての車種・グレードを扱っているので、おすすめです。
※記事の内容は2021年8月時点の情報で制作しています。